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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」第253回

ワインを飲んだらどのくらい酔っ払うのか業務用アルコールセンサーでチェックした

2017年06月11日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 お酒は美味いが、酔っ払っていると仕事ができない。トラックやバスの運転手は2011年から点呼時に飲酒チェックが義務づけられたが、他の業務には広がっていない。しかし、就業中のお昼近くになっても「昨日の酒が残っている」と明らかに酒臭い人がいる。これはやはり経営者としては勘弁してほしいところ。なので、以前から業務用のアルコールセンサーに興味があったのだが、今回実機をお借りできたので早速レビューをした。

アルコール検知機で従業員の酒酔い度をチェック!

燃料電池式センサーを採用した低価格な業務用検知機

 今回お借りしたのはタニタの業務用アルコールセンサー「FC-1000」。高精度で低価格というのが選定した理由だ。実はこの企画はずっと前から考えていたのだが、安価なアルコールセンサーはどうにも結果が安定せず信頼できなかった。そのため記事化できなかったのだが、業務用ならさすがにしっかりしているはず、とお借りしたのだ。

※本器の測定データは飲酒の有無を判断するためのひとつの判断材料であって、飲酒の有無を判断するものではない。

 アルコールセンサーは、呼気をセンサーに吹き付けて飲酒しているかどうかをチェックするガジェット。アルコールを検知する方法は3つあり、それぞれメリット・デメリットがある。たとえば安くて感度が高い「半導体式」はアルコール以外のガスにも反応してしまう。精度が高い「接触燃焼式」は衝撃や振動に弱く消費電力も大きい。精度が一番高い「燃料電池式」は価格が高くメンテナンスコストもかかる、という感じだ。当然、精度を求めるなら、コストはかかるが燃料電池式がいい。「FC-1000」も燃料電池センサーを搭載している。

 デメリットである高コストだが、実はこの製品の価格は3万8000円(税別)とお手頃。安価なセンサーだと1000回くらいで寿命が来るのだが、「FC-1000」は1万回以上もしくは1年経過と耐久性が高い。消耗品のコストはかかるが、業務用とすればたいしたものではない。

 「FC-1000」はさまざまな利用状況を想定しているのも便利だ。PCと接続して多数の従業員で使ったり、拠点や車ごとに設置してAndroidスマホと連動して使ったり、スタンドアローンで使うこともできる。1端末でも利用できるし、多数の端末でも利用できる。今回は、Androidスマホと連携して使ってみる。

タニタの「FC-1000」。サイズはD33xW72xH145mmで、重量は212g

設定や操作は意外とカンタン!
テスト動作はあっけなくクリア

 まずは電池を入れ手年月日を設定する。本体の「1」「3」ボタンで選択して「2」ボタンで決定する方式だ。スタンドアローンで利用する場合は、IDの設定などを行なうが、今回はスマホを利用するのでナシ。スマホとは専用のケーブルで接続する。「FC-1000」側がminiUSBで、スマホはイヤホン端子につなぐのがユニークだ。

 続いて、Androidスマホに「ALBLO」アプリをインストールする。Google Playで検索すると「ALBLOID for Android」というアプリも見つかるが、これは複数の端末を使って管理する場合に利用する。「ALBLO」アプリを起動したら、結果の送信先、アラートの送信先、メールの送信設定などを入力する。

ALBLO for Android

価格
無料
デベロッパー
Logic Corporation
ダウンロード
こちら
電源は電池でもACアダプタでもOK
「ALBLO」アプリをインストールするメニューから「設定」を開く
「送信先」をタップする結果の送信先のメールアドレスを設定する
アラートの送信先を登録するメールの送信サーバーを設定する
ユーザーの情報を登録するGPSへのアクセスを許可する
専用のケーブルでFC-1000とスマホを接続する
準備完了
スイッチを押すと、ビープ音が鳴りカメラが起動する息を吹きかける
検出し、結果が送信される
メールが届くアルコールが検知された場合は、アラートが飛ぶ

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