デルがRyzen&RX 580搭載VR対応で4K液晶を採用した超本気のオールインワンPCを発表
2017年05月31日 03時00分更新
デルは台北にて行なわれている「COMPUTEX TAIPEI 2017」に伴いコンシューマー向け&ゲーミングPCの新製品発表会を「Neo Studio」にて行なった。
イベントではシニア・バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーのレイモンド・ワー氏が登壇して、新製品の紹介を行なった。
Inspiron初のVR対応PC
最初に発表されたのは、AMDの最新CPU「Ryzen」を採用し、グラフィックスにRadeon RX 500シリーズを採用した「New Inspiron 27 7000 オールインワン」。本機は、IPSパネルを採用する27インチ4K液晶を搭載した液晶一体型PC。ベゼル幅を極限まで削ったインフィニティーエッジスクリーン対応のため、映像への没入感が高い。最小構成価格は999.99ドル(約11万700円前後)で、近日中に世界中で販売が開始される予定。
搭載可能なRyzenの型番は明らかにされておらず、現地スタッフに聞いても明確な回答は得られなかった。日本での発売も行なわれる予定だが、その際に日本での仕様が明らかになるとのこと。
展示されていたデモ機を確認したところCPUはRyzen 7 1700(8コア/16スレッド、3~3.7GHz)で、グラフィックスがRadeon RX 580となっていた。メモリーは最大で32GB(DDR4)、ストレージはデュアルHDD、オプションでNVMe準拠のSSDが搭載可能とのこと。
また、本機はVRに最適化するよう設計されており、ヘッドセットの接続、センサー、ゲームパッドとVRに必要なモノを取り付けるのに苦にならない豊富なインターフェースを備えるとのこと。
推奨アクセサリーは薄型なUSB接続のDVDドライブとワイヤレスマウス&キーボード。展示されていたPCで使われていたマウスが標準で付属されるかはわからないとのこと。
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