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お前の追従、イエスだね! ソニーの対動体仕様ミラーレス一眼「α9」でスポーツを撮影してみた!

2017年05月25日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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(制限付きですが)実写撮影写真を掲載!

 以下、連続写真を掲載しているが、いすれもAF被写体追従感度は3(標準)だ。またシャッター時の表示形式はパターン3で、これはデモ機の設定の初期状態のままになる。

 また、デモ機はデフォルトでは保存設定はsRGB、エクストラファイン、Sモード、1/1600、ISO(AUTO)、4500K、クリエイティヴスタイル:スタンダード、DRO(オート)が設定されていたので、基本、そのままの設定で撮影している。

 なぜかというと、約5分ごとにボディーごと変更であっため、細かい設定変更する時間がなかったからだ。また下記する理由から、色だとか描写については言及できないので、今回は特に記していない。

 当然のごとく実データを掲載できるかと思っていたのだが、撮影データの掲載にあたりソニーマーケティングより「長辺1000pxほどにリサイズしてほしい」との指示が入っている。

 発売直前であるため、その理由について問い合わせたところ「今回の撮影環境でベストな写真が撮れるかわからない」の一点張りであったが、5月26日以降の早いタイミングでファームウェアのアップデートが公開される可能性が高い。

 先に記しておくと、やや前ピンになりがちだったのが気になったので、そのあたりの修正版のファームウェアが準備中なのかもしれない。なお、リサイズされていないデータに興味があるのであれば、すでに海外サイトでいくつか公開されているので検索してみるといいだろう。

 リサイズ状態のデータで、およその雰囲気を掴める見方としては、まず、拡大ページの写真をスマホでダウンロードし、そのままスマホのビューワーでチェックするほうがいいだろう。

 ただし、縦写真のときはスマホは横、横写真のときは縦としたほうが、α9もしくは、α7RIIのバックモニターで見た感じに近く、雰囲気がわかりやすいハズだ。

 まずはおもむろに連写してみたのが上の写真。レンズはSEL70200GM。選手が交差してもちゃんと追従している。また重なった場合はAFが迷うときもあったが、1~3コマ後には戻っていることが多く、このあたりは追従レベル設定で調整できそうだ

 次いで、SEL100400GMを使用し、かつ合図に合わせて前を横切ってもらったのが上の写真。黒い服なのでAFが迷うだろうと思ったが、そんなこともない結果になった。

 驚いたのは瞳AFスタートの場合だ。接近時のみかと思っていたのだが、SEL2470で遠くの選手を狙ってみた場合でも機能していた。

 検出プロセスはこれまで通りだが、検出速度が格段に上昇しており(前回の会員向け内覧会時よりもだ)、そのままスムーズに動体追従にシフトするため、ポートレートシーンでも人気が出そうだ。

 また、芸能人のスチル撮影の場合、依頼によっては1分以内に番宣に耐えるカット3枚+即納を何度か経験しているが、そういったシーンにも頼れそうである。

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