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3キャリア対応で2万円切りのDSDSスマホ「g07+」を触ってみた

2017年04月08日 15時00分更新

文● 南田ゴウ/ASCII編集部

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 NTTレゾナントの「g07+(グーマルナナプラス)」は、新たにau SIMに対応することで3キャリアすべてでDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)機能が活用できるSIMフリースマホです。「OCN モバイル ONE」とのセット販売価格は税抜1万9800円と格安。さっそく詳細をチェックしてみました。

NTTレゾナントのSIMフリースマホ「g07+(グーマルナナプラス)」

 2000円引きで税抜1万7800円となった前モデル「g07」との違いは、先述のとおりCDMA2000に対応することでau SIMが使えるようになったこと。ただし、au VoLTEとauの4G LTEデータ通信には非対応となっています。フルHD解像度の5.5型液晶はIGZOパネルとDragontrail強化ガラスを採用し、Eコンパスとタッチパネルの精度も向上しています。

左側面にSIMスロットとカメラのシャッターボタンを搭載。nanoSIM+microSIMのDSDS対応だが、microSIMはmicroSDとの排他利用

右側面はボリュームと電源ボタン

イヤフォン端子は上面に搭載

底面のUSB端子は両面挿しのType-C。USB Type-CケーブルとACアダプターも同梱される

 CPUはMediaTekのMT6750T(オクタコア)で、さすがに最新3Dゲームのプレイは厳しいものの、ホーム画面のスワイプなどでもたつくこともなく、ウェブブラウズなどの日常用途には必要十分。RAMは3GBでストレージは32GBと、エントリー帯のスマホでは多めなのも好印象です。ただし、YouTubeのフルHD解像度動画視聴ではアルミ背面カバーの発熱がかなり気になりました。

幅は75.6mmで重量は約150g。端末はラウンド加工されており持ちやすい

背面に指紋認証センサーがある。1300万画素カメラは新たにIRカットフィルターを搭載

同梱物はACアダプターとUSB Type-Cケーブル、SIM抜き用ピン、液晶保護シートなど

 DSDS対応ということでSIM管理アプリも搭載しています。このアプリがなかなか親切で、OCN モバイル ONEだけでなくさまざまなキャリアSIMとMVNO SIMサービスが登録されており、タップするだけで設定を反映できます。

SIM管理アプリにはさまざまなサービスの設定が登録されている

プルダウンメニューはシンプルで、ここから項目の並び替えなどはできない

Wi-Fiとモバイル回線を同時利用するターボダウンロード機能も利用可能

プリインストールアプリの一覧

 3キャリアのSIMが使えてDSDS対応、かつAndroid 7.0アップデート保証で2万円切りとなかなか意欲的な仕様が魅力のg07+。サブスマホや海外旅行用端末としても魅力的ですが、メインスマホとしても十分使えると思います!

  g07+ g07
ディスプレー 5.5型IGZO液晶 5.5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約75.6×152×7.9mm
重量 約150g
CPU MediaTek MT6750T
1.5GHz+1GHz(オクタコア)
メモリー 3GB
ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDXC(最大128GB)
カメラ 1300万画素/イン800万画素
対応ネットワーク LTE:1/3/8/19/
W-CDMA:1/6/8
CDMA2000:BC0/BC6
4バンドGSM
LTE:1/3/8/19
W-CDMA:1/6/8
4バンドGSM
無線LAN IEEE802.11n(2.4/5GHz)
Bluetooth 4.1
バッテリー容量 3000mAh
OS Android 6.0
(Android 7.0アップデート対応保証)
SIM形状 microSIM+nanoSIM(DSDS対応)
防水/防塵 ×/×
指紋センサー
カラバリ ホワイト、ブラック
価格(税抜) 1万9800円 1万7800円

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