G-Tune「NEXTGEAR-NOTE i71110PA1」
最強ゲーミングノートでTITAN X超え! GTX 1080のSLIに4K G-GYNC液晶まで搭載
ゲーミング用途のノートパソコンを選ぶ場合、値段もそうだがスペックの十分な吟味が必要だ。半端な製品だと性能が足らないとか、液晶パネルの質が悪くて眼が疲れるといった落とし穴にハマる可能性がある。特に描画の重い本格的なPCゲームを遊び倒したい人は、値は張っても最強のノートPCを狙うべきなのだ。
では現在の最強ノートPC構成は何だろうか? CPUにCore i7、GPUはデスクトップ用とほぼ同じスペックのGeForce GTX 1080のSLI構成、メモリーやSSDも大容量なもの、そして液晶は17インチクラスのG-SYNC付き4K……なんとも贅沢な構成だが、これだけの装備があれば長く快適に使えそうだ。
こんなゲーマー垂涎のノートPCをリーズナブルな価格で提供しているのがG-Tuneだ。最強の4Kゲーミングノート「NEXTGEAR-NOTE i71110PA1」は果たしていかほどの実力を持っているのか、早速テストしてみたい。
スペック、これを最強と言わず何と呼ぶ?
改めてNEXTGEAR-NOTE i71110PA1のスペックを見ていこう。
CPUは定格4GHz、最大4.2GHz動作のCore i7-6700K。GPUはノート用のGeForce GTX 1080を2基、SLI構成で搭載している。さらにストレージはOS&アプリ用に1TBのM.2 PCIe接続SSD、データ保存用に2TB HDDという盤石の組み合わせだ。そして液晶は17インチ4K IPSパネルで、ティアリングのない安定したゲーム画面を表示できるG-SYNCに対応する。CPUがなぜ第7世代のCore i7-7700Kじゃないの? と思うかもしれない。7700Kの方がクロックが上がっている分発熱も増えているため、GTX 1080をSLI運用するi71110PA1は少しでも発熱を抑えたかったのではないか、と筆者は推測する。
その他USB 3.1としても使えるThunderbolt 3やバーブラウン(TI)製のDACを装備した高品質ヘッドフォン回路、Windows Hello対応の指紋認証システムなど、周辺の装備も充実している。ネットワーク系はインテル製のIEEE 802.11ac無線LANに、ギガビットイーサ(KILLER E2400)2系統という重厚な仕様。現在手に入るベストなものを集めました! という感じの豪華絢爛さは、見ているだけで楽しい。
「ゲーミング〇〇」といえば、LEDによる発光ギミックは欠かすことはできない。本機においてもキーボードおよび天板のスリット部分が発光する。だがキーボードは単に発光するだけではなく、任意のキー(例外あり)にショートカットやアプリ起動を割り当てられる機能も搭載されている。発光機能の好みはともかくとして、キーボードのマクロ機能は実務でも結構役にたつ。キーのタッチも柔らかく、スコスコと小気味よく打鍵できるので文書入力も快適なのだ。
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