人の網膜が識別可能なピクセル密度を超えた
4K対応の2in1PC「HP Spectre x360」人が識別できない331ppiのピクセル密度を実現
2017年02月10日 11時00分更新
日本HPは2月10日、13.3型のプレミアムノートパソコン「HP Spectre x360」を発表した。公式オンラインストアHP Directplusでは販売開始。各量販店は予約受付を開始する。製品の発送は量販店モデルが3月下旬で、HP Directplusのベーシック/スタンダードモデルが2月下旬、パフォーマンスモデルが3月下旬。
HP Spectre x360は360度ヒンジを採用し、「ノートブックモード」「スタンドモード」「タブレットモード」「テントモード」で利用シーンに合わせて使い分けることができる2in1コンバーチブルパソコンだ。パフォーマンスモデルには筆圧感知1024段階のアクティブペンが付属しており、アイディアやリストのメモなどを直感的に記入できる。ボディーの最薄部は13.9mmで、1世代前の「HP Spectre 13-4129TU x360」と比較すると幅19mm、厚さ2.1mmのコンパクト化に成功した。
パフォーマンスモデルのディスプレーは4K(3840×1080ドット)の解像度で、ピクセル密度は人の網膜が識別可能な300ppiを超える331ppiを実現しており、臨場感のある映像体験を味わえる。サウンドはBang&Olufsenとの共同開発で、キーボード面に2基と底面に2基の合計4基のスピーカーを搭載しておりバランスの良いナチュナルなサウンドを楽しめるという。顔認証によってサインインできる「Windows Hello」対応の赤外線カメラも搭載し、ストレージはMVMe対応PCle接続のSSDを採用。およそ10秒でOSが起動する機動力を備えている。
全モデル共通のスペックはサイズがおよそ幅307×奥行き219×高さ13.9mmで、重量はおよそ1.31kg。インターフェースはUSB 3.1 Gen1×1、USB Type-C 3.1 Gen2(Thunderbolt 3)×2、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポード×1。通信機能がIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2。OSはWindows 10 home 64bit。カラバリはアッシュブラックとナチュナルシルバー。各モデルのスペックと価格は以下の通りだ。
- HP Spectre x360ベーシックモデル
- Core i5-7200U(2.50GHz)、8GBメモリー、インテル HD グラフィックス 620(CPU内蔵)、256GB SSD(PCle NVMe M.2)、13.3型ディスプレー(1920×1080ドット)、およそ15時間駆動、15万984円。
- HP Spectre x360スタンダードモデル
- Core i5-7500U(2.70GHz)、16GBメモリー、インテル HD グラフィックス 620(CPU内蔵)、512GB SSD(PCle NVMe M.2)、13.3型ディスプレー(1920×1080ドット)、およそ15時間駆動、17万2584円。
- HP Spectre x360パフォーマンスモデル
- Core i5-7500U(2.70GHz)、16GBメモリー、インテル HD グラフィックス 620(CPU内蔵)、1TB SSD(PCle NVMe M.2)、13.3型ディスプレー(3840×2160ドット)、およそ9時間駆動、アクティブペン付属、19万4184円。
- HP Spectre x360量販店ベーシックモデル
- Core i5-7200U(2.50GHz)、8GBメモリー、インテル HD グラフィックス 620(CPU内蔵)、256GB SSD(PCle NVMe M.2)、13.3型ディスプレー(1920×1080ドット)、およそ15時間駆動、18万前後。