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ボストン・ダイナミクス、恐怖の倉庫ロボを投資家向けに公開

Jamie Condliffe

2017年02月01日 21時59分更新

記事提供:MIT Technology Review

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ボストン・ダイナミクスが開発中の二足滑走ロボは、車輪で倉庫内を駆け巡ることを想定していそうだ。創業者が「悪夢へといざなうロボット」と呼ぶとおり、こんなモノに出くわしたら心臓が止まるだろう。

グーグルの子会社ボストン・ダイナミクスは、開発中の新型ロボット「ハンドル(Handle)」のビデオを公開した。従来機と異なり、ハンドルは歩かない。回転するのだ。

ギズモードの記事によれば、ハンドルはボストン・ダイナミクスの創業者マーク・レイバートCEOによる投資家向け説明会で発表された。ボストン・ダイナミクスは正式には発表していないが、ある出席者が YouTubeに自分の撮影動画を投稿して明らかになった。

ボストン・ダイナミクス製の従来機は、 二足または 四足で移動する。しかし、ハンドルには2本の足の先に車輪がついており、2輪で直立までする。ボストン・ダイナミクスが、複雑な制御機構を実現した証だ。説明会でレイバートCEOは、ロボットはバランスを保つために、常に重心を移動させていると述べたという。したがってハンドルは、従来機とは異なり、舗装されていない場所での移動は得意ではない。ただし、この欠点はスピードによって補われるだろう。しかも、ジャンプまできるのだ。

レイバートCEOがハンドルを「悪夢へといざなうロボット」と呼ぶとおり、ボストン・ダイナミクス製の多くの創作物同様、ハンドルにもややおどろおどろしい印象がある。ただし、ボストン・ダイナミクスは有望な用途を思い描いているようだ。映像では、倉庫風の場所で、さまざま重いモノを扱う場面がある。であれば、舗装されていない場所での移動が得意でなくても構わない。平らなコンクリートの床を滑走し、移動中に高い棚にまで手を伸ばせる。おそらく、作業中に人をギョッとさせることもあるだろう。

(関連記事:Gizmodo, “人型ロボットが、足場を確認して歩行できるようになった,” “The Latest Boston Dynamics Creation Escapes the Lab, Roams the Snowy Woods,” “The Robots Running This Way”)


転載元(MIT Technology Review)の記事へ

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