このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

サラウンド音響をPCやゲーム機で手軽に楽しむ! 第3回

お手軽だけど本格的なサラウンドを体験できるシステムはコレだ!!

2017年02月02日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Dolby AtmosやDTS:Xのような最新鋭のサラウンドには興味はあっても、なかなか自分の住む環境で実現するにはハードルが高い。そう思っている人は少なくない。

 特に、最新鋭のサラウンドでは高さ方向を伴う立体音響となっているので、天井や壁の高い位置にスピーカーを設置する必要がある。

 ほとんどの人は視聴位置の後ろにスピーカーを置くこと自体ハードルが高いのに、天井なんてとても無理と考えてしまうだろう。

 だが、前回紹介したように最新の技術を備えた製品ならば、こうした問題の多くが解決可能だ。

 本格的なリアル5.1chは無理でも、臨場感豊かなサラウンドを楽しむことはできるのだ。最終回となる第3回では、どんな家庭環境でも導入しやすいお手軽さはそのままに、より本格的なサラウンド音響を楽しめるモデルを紹介しよう。

特殊なユニットが後方の音をリアルに再現
ボーズ「SoundTouch 300 」

「SoundTouch 300」の外観。高さ57mm、奥行き108mmとかなりのスリム設計となっている。天面部分は艶やかなパネル仕上げになっていて、高級感もある

「SoundTouch 300」の外観。高さ57mm、奥行き108mmとかなりのスリム設計となっている。天面部分は艶やかなパネル仕上げになっていて、高級感もある

 ボーズが2月10日に発売する「SoundTouch 300」(直販価格 8万1000円)は、幅978mmの薄型フォルムのサウンドバー。ワンボディーでテレビと接続するだけでOKの手軽さはそのままに、リアルなサラウンド再生まで実現したモデルだ。

 サウンドバーの内部には、左右それぞれに2つのウーファーと1つのツィーターが内蔵されている。それに加えて、独自に設計された「PhaseGuideアレイ」も左右それぞれに内蔵している。

 これはメッシュ状の穴が空いたチューブのような構造となっており、高音域の音を再生するとメッシュ状の穴から指向性を持ったビームとなって高音が放射される。

 これが左右の壁に反射して後方の音を再現するのだ。いわゆるバーチャル再生技術ではなく、壁の反射を利用するリアルなサラウンドというわけだ。

 価格的には8万円ほどとやや高めになるが、後方の音までリアルに再現できるならば、十分にお買い得と言えるだろう。

背面の接続端子。電源端子、測定用のマイク入力、光デジタル音声入力がある。各端子は凹んだ部分に用意されており、コネクターが出っ張らないようになっている

背面の接続端子。電源端子、測定用のマイク入力、光デジタル音声入力がある。各端子は凹んだ部分に用意されており、コネクターが出っ張らないようになっている

背面の接続端子を逆側から見たところ。写真の左からLAN端子、別売のサブウーファー用出力、設定用のmicroUSB端子、HDMI入出力となる

背面の接続端子を逆側から見たところ。写真の左からLAN端子、別売のサブウーファー用出力、設定用のmicroUSB端子、HDMI入出力となる

側面の両側にあるポート。独自の「QuietPort」テクノロジーにより、低音の増強を行なうだけでなく、音の歪みを抑えているという

側面の両側にあるポート。独自の「QuietPort」テクノロジーにより、低音の増強を行なうだけでなく、音の歪みを抑えているという

 接続端子はHDMI入出力1系統、光デジタル音声入力1系統を備えており、基本的な接続としては本機のHDMI出力を薄型テレビのHDMI入力(ARC対応入力)に接続すると、ARC機能でテレビの音声を再生できる。

 ゲーム機などの音声も薄型テレビ側の入力に接続すれば、同様にその音声を再生できる。HDMI入力は4K/60p対応のパススルー入力。薄型テレビの入力が足りなくなった場合の追加用だ。

 音声信号の入力はARC機能を利用するため、対応するのはステレオ音声信号のほか、Dolby Digital 5.1、DTS digital Surround 5.1、AAC 5.1のサラウンド音声となる。

 このほかに、Wi-FiおよびBluetooth機能も備えており、スマホアプリを使用してインターネットラジオの聴取やスマホなどの音楽の再生ができる。

 製品の名称にある通り、SoundTouchシリーズとの連携も可能で、異なる部屋にある対応機で同じ音楽を再生するといったことが可能だ。機能面においてもなかなかの充実度だ。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

アクセスランキング

  1. 1位

    トピックス

    室外機に置くだけ、空調電力を最大38%削減 「GXマット」が特許取得

  2. 2位

    トピックス

    キンキンに冷えてやがる! 夏でもぶっ倒れなくするファン付ウェアの進化形を見た!ワークマン「ZERO-STAGE ファンベスト」

  3. 3位

    ウェアラブル

    毎年7月に売り切れるやつ!ソニーの「着るクーラー」が冷却2割増しで最長15時間も冷えるとか神機すぎ!「REON POCKET PRO Plus」

  4. 4位

    AV

    テレビいらない族のための録画機、配線ほぼゼロ、YouTube感覚で番組を見られる「miyotto」がスマートすぎる

  5. 5位

    AI

    AIがBlenderを勝手に操作 3D制作のハードルが一気に下がった

  6. 6位

    トピックス

    「自動で爆風」普段着を強力9Vファン付きウェア化、イベントも外作業もクールだぜ!サンコー「爆風で上半身爽快『なんでもファン付きウェアにな~る』」

  7. 7位

    トピックス

    最大30%ポイント還元!PayPay自治体キャンペーン 2026年8月開始分に大注目

  8. 8位

    自動車

    「こんな小せぇJeepがあるか!」本国アメリカ人も驚く極小ハイブリッドSUVが日本上陸

  9. 9位

    AV

    ついに会話ができるスマートスピーカーが登場!Gemini対応の実力を試してみた!

  10. 10位

    トピックス

    「ドコモの銀行」で何が変わる? ポイント最大4.5%還元、金融経済圏のメリットと課題

集計期間:
2026年07月19日~2026年07月25日

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中