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末岡洋子の海外モバイルビジネス最新情勢 第168回

Nokia復活のAndroidスマホ、中国での初のフラッシュセールは完売

2017年01月26日 12時00分更新

文● 末岡洋子 編集● ASCII編集部

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MWCではフラッグシップ機が発表か?

 今後も注目されるNokiaのスマートフォン戦略だが、折りたたみ型スマートフォンの特許を取得したなどの報道が出ている。

 ひとまずの注目は、HMD Globalが開発中とされる「Nokia P1」だろう。フラッグシップ的な存在になるとみられており、2月のMWCで発表する可能性が濃厚のようだ。実際、NokiaはFacebookでNokia 6のリリースを告げるとともに、MWC会期中となる2月26日に「新たな発表を行なう」としている。

 Nokia P1は、Nokia 6同様にAndroid 7.0を搭載するが、ハイエンド端末となりそうだ。画面サイズは5.3型、Gorilla Glass 5、22.6メガピクセルのカメラ、Snapdragon 835、6GBメモリーなどのスペックがネット上では予想されている。価格は128GBが800ドル程度、256GBが950ドル程度とも。

 Nokiaが投資家向けに開いたイベントでは、VRデバイス、ヘルスケアなどでもNokiaブランドの製品の投入を計画しているようだ。iPhone10周年となる今年、Apple、Samsungの後塵を拝したNokiaがどのようなカムバックとなるのか、まずはMWCでの製品発表に注目したい。


筆者紹介──末岡洋子


フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている

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