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非インターネット接続環境のPCでもマルウェア検知のログを収集可能

Cylanceのマルウェア対策が強化されたLanScope Catの最新版

2017年01月25日 12時30分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 1月25日、エムオーテックスはIT資産管理・情報漏えい対策ツール「LanScope Cat」の最新版「LanScope Cat Ver.8.4」をリリースした。

 LanScopeシリーズは国内導入実績1万社を突破したセキュリティツール。主力製品のLanScope Catではマルウェア対策機能としてAIエンジンを活用した「プロテクトキャット powered by Cylance」を搭載しており、既知・未知のマルウェア検知率99.7%(AS-TEST評価)を誇る。

 最新のLanScope Cat Ver.8.4ではマルウェア対策を強化し、インターネット非接続環境におけるマルウェア検知・隔離状況の収集と把握が可能になった。インターネットにつながっていないPCのログをLAN内のCatマネージャーで集中管理できるほか、検知・自動隔離した際にはリアルタイムでアラームメールを通知できる。基幹システムを外部ネットワークに接続しない、いわゆるネットワーク分離された環境での利用を想定している。

インターネット非接続環境におけるマルウェア検知・隔離状況の収集と把握が可能

 その他、脆弱性管理に必要なアプリケーションのバージョン情報の収集、初心者向けのナビゲーション機能の改良などが施されたほか、Webコンソールの強化が図られ、「環境」「効率」「行動」の3カテゴリでのセキュリティ状態を数値化したレポートが表示できるようになった。ログオンユーザー別レポート、デバイス検索などの機能も追加されている。

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