先日「寒さでiPhoneのバッテリーがおかしいときの対処法」という記事を掲載して多数の反響をいただいたので、バッテリー関連でもうひとつ。
今度は寒さに関係なく、外出先でバッテリー残量がわずかになってしまったときの対処法を紹介します。対処法というか、充電するまでのあいだに、なるべくバッテリーを絶やさずにいられる方法ですね。
WI-Fi、Bluetoothオフ、輝度下げる
Wi-FIをオンにすると、iPhoneはつながるアクセスポイントがないかどうか通信してサーチするため、すぐにオフ。Bluetoothも同様の理由でオフ。これらは自分でコントロールできず、iPhoneがバックグラウンドですることなので、効果が高いです。つまり、普段はアクセスポイントやBluetoothデバイスを探していくらかのバッテリーを消費しているということになります。
ディスプレーの輝度は最低まで下げましょう。バックライトLEDによるバッテリー消費を最低まで抑えます。ただし、自動での輝度調節は働くので、「設定」より「画面表示と明るさ」へと進み、「明るさの自動調節」をオフにしておくとベターです。
GPSをオフ! アプリの通信料を削減
「設定」から「プライバシー」へ進み、「位置情報サービス」を選択。「位置情報サービス」のスイッチをオフにしましょう。アプリごとに個別で設定が可能ですが、一番上のスイッチをオフにすることで、GPSセンサーを使用できない状態にします。天気関係のアプリは、特に設定をしないとバックグラウンドで位置情報を取得し続けているケースが多いので、バッテリーが随分節約できるはずです。
また、ここでの設定は通常時のバッテリーライフにも大きく影響する部分。一度アプリごとの設定を見直すのもオススメです。たとえば、天気アプリは開いたときだけ通信する設定にしたり、SNS関係は位置情報をオフにしたりといった設定が定番。
最終手段! 通信を完全遮断!
まずい。もう3%しかないよ。これから目的地に到着して、すぐ先方に電話をかけないといけないのに。ここままだと目的地に着く前にバッテリーが切れてしまうかもしれないよ! そんなとき。最終手段として、「設定」から「モバイルデータ通信」をオフにしてしまいましょう。これでWi-Fiに接続しない限り、一切の通信ができなくなります。
あとは、時計やシステムの起動を維持するための待機電力と、バッテリー残量との一騎打ち。目的地に到着次第、すぐさまモバイルデータ通信をオンにして、取引先に電話をかけるのです!
また、機内モードも通信を遮断する機能なので、同様の効果が得られます。やはり通話も一切できなくなるのですが。いずれにしても、普段からバッテリー管理はきちんとしようという話かもしれません……。ピンチのときは参考にしてみてください。