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LUMIX G8、E-M1MK2、EOS M5、X-T2、α6500

感度別画質に着目して選ぶ、注目のミラーレス機5機種 (1/2)

2017年01月26日 13時00分更新

文● 岡田清孝 編集●ASCII

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 2016年は特に後半、主要メーカーからカメラマニアをターゲットにしたミドル~ハイエンドクラスのミラーレス機が続々と登場した。EVF内蔵やAFの強化など機能的な面も重要だが、やはり一番気になるの画質だろう。そこで今注目の最新ミラーレス機のISO感度別の画質を比較してみた。独断と偏見で選択したのが以下の5機種だ。

 センサーサイズや映像処理エンジンの違いなどでどういった差が出るのかをサンプルと一緒にみていきたい。

  • パナソニック「LUMIX DMC-G8」
  • オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」
  • キヤノン「EOS M5」
  • 富士フイルム「X-T2」
  • ソニー「α6500」

 パナソニック「LUMIX DMC-G8」は、解像感の高いローパスレスの撮像素子にボディー内手ブレ補正を採用。秒30コマ連写やピント位置を後から変更できる4K撮影機能も搭載。さらに防滴防塵ボディーと、中級機ながらフラッグシップモデル迫る機能を備えている。

 オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」はAF/AE追従18コマ/秒の高速連写に一眼レフに迫る高速AFと、レスポンスが強化されたフラッグシップモデル。撮像素子と動かして画像を合成し撮影するハイレゾショットでは、5000万画素の高解像度画像が記録できる。

 キヤノン「EOS M5」は、本格派待望キヤノン初のEVFを内蔵した一眼レフスタイルのボディー。"デュアルピクセルCMOS AF"の採用でAF性能が向上し、アダプター経由で同社の一眼レフ用レンズを使用しても素早いピント合わせが可能。

 富士フイルム「FUJIFILM X-T2」は、ダイヤルを多用したアナログな操作感のボディーに、解像感の優れた独自の撮像素子"X-Trans CMOS III"を搭載。即座に測距点を移動できる"フォーカスレバー"や、自由なアングルで撮れる3方向チルト式液晶が使いやすい。

 ソニー「α6500」は、レンジファインダースタイルのスリムなボディーに、新たにボディー内手ブレ補正を搭載。従来モデルで定評のある高速AFも継承。USBでの充電や給電に対応しているので長時間の撮影でも安心だ。

主なスペック
製品名 LUMIX
DMC-G8
OM-D E-M1
Mark II
EOS M5 FUJIFILM
X-T2
α6500
撮像素子(ミリ) マイクロフォーサーズ
(17.4×13.0)
マイクロフォーサーズ
(17.4×13.0)
APS-C
(22.3×14.9)
APS-C
(23.6×15.6)
APS-C
(23.5×15.6)
有効画素数 1600万画素 2037万画素 2420万画素 2430万画素 約2420万画素
液晶ディスプレー 3.0型
約104万ドット
3.0型
約104万ドット
3.2型
約162万ドット
3.0型
約104万ドット
3.0型
約92万ドット
EVF 236万ドット 236万ドット 236万ドット 約236万ドット 約236万ドット
サイズ(W×H×D) 128.4×89.0
×74.3mm
134.1×90.9
×68.9mm
115.6×89.2
×60.6mm
132.5×91.8
×49.2mm
120×66.9
×53.3mm
重量(メディア電池込) 約505g 約574g 約427g 約507g 約453g
実売価格(ボディのみ) 10万8640円 23万5430円 12万1500円 18万3060円 15万5460円
使用レンズ LUMIX
G VARIO
12-60mm
F3.5-5.6
M.ZUIKO
DIGITAL ED
12-40mm
F2.8
EF-M18-150
IS STM
XF18-55mm
F2.8-4
Vario-Tessar
T* E
16-70mm
F4

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