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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第491回

写真にアクセントが出る!? 猫の舌が出ている瞬間を狙う!

2017年01月13日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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毛繕いと鼻舐め、アゴ掻きの時も舌が出てたりするので狙い目

日差しの下で気持ちよさそうに毛繕いしてたので連写してみた。毛繕い中(2016年11月 ソニー DSC-RX100M5)

日差しの下で気持ちよさそうに毛繕いしてたので連写してみた。毛繕い中(2016年11月 ソニー DSC-RX100M5)

 2番目は毛繕い。毛繕いは舌で行なうので、舌を出した写真を撮りやすい。ちょうど舌が伸びた瞬間をタイミング良く撮るのは難しいけど、そういうときは連写しちゃうって手もある。

 食後によくやる。

手前に緑色の線がボケて入っているのはフェンス越しに撮ったから。鼻を舐めた直後、舌が引っ込む途中である(2016年9月 オリンパス OM-D E-M1)

手前に緑色の線がボケて入っているのはフェンス越しに撮ったから。鼻を舐めた直後、舌が引っ込む途中である(2016年9月 オリンパス OM-D E-M1)

 3番目は「鼻舐め」。猫ってけっこう頻繁に鼻をペロッと舐めるのである。ほんとに一瞬なので肉眼では木津なかったけど、写真には写ってたってこともある。

 こっちを振り向いた瞬間を狙ったらちょうど舌が出てたという運のよい1枚。

 鼻を舐めて湿らせてるってのがよくわかる写真はこちら。猫の舌ってけっこう長いので、ここまで届くのである。

ちょっと被写体ブレしちゃったけど、いい感じに舌が鼻を舐めた瞬間なのであった(2016年5月 パナソニック DMC-TX1)

ちょっと被写体ブレしちゃったけど、いい感じに舌が鼻を舐めた瞬間なのであった(2016年5月 パナソニック DMC-TX1)

 で、最後の1枚はアゴをぼりぼりと掻いてる猫。

 アゴを掻くときに口が開いちゃうのはまあいいとして、ついでに舌まで暴れてるのがよくわからない。

 直前のカットを見るとちゃんと口を閉じてアゴを掻いてるので、アゴ掻きついでにあくびしたのかもなあ。

くるっと丸くなった舌を全開にアゴを掻く猫。寒い日だったのでおとなりの白黒は丸くなって昼寝中(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1 MarkII)

くるっと丸くなった舌を全開にアゴを掻く猫。寒い日だったのでおとなりの白黒は丸くなって昼寝中(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1 MarkII)

 こうしてみると一番かわいいのは舌のしまい忘れですな。口元からちょろっとだけピンクがはみでてる姿はたまりません。

 猫の舌といえば、DEMELの「ソリッドチョコ猫ラベル」(通称、猫の舌チョコ)は美味しいよねえ。関係ないんだけど、猫の舌写真を見てて思い出してしまいました。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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