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わずか数分でWordPressの開発環境を構築できる「Cloud9」のアカウント開設方法

2016年12月19日 03時00分更新

文●皆元千奈[WPJ編集部]

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WordPressを使ったサイト制作で面倒なのが、開発環境の構築です。ローカルにサーバーをインストールしたり、レンタルサーバーを契約して設定をしたりするよりも、もっと手軽に環境を整えたい。そこで、開発環境をクラウド上に簡単に構築できて、ブラウザー上で直接コードが書ける「Cloud9」を使ってみましょう。

Cloud9(クラウド9)は、クラウドナインが提供する、クラウド統合開発環境(IDE)サービスです。Webアプリケーションの開発に必要な実行環境(OS、Webアプリケーションサーバー、データベースなど)とソースコードをブラウザー上で編集できるエディターが統合されており、要なフレームーワークをすばやくインストールしたり、ファイルをアップロードしたりもできます。

つまり、ブラウザーとネット環境さえあれば、すぐにコードを書いて動かすことができる、とても便利なサービスなのです。

Cloud9には無料で利用できるフリープランも用意されており、もっとも高価なチームプランでも29ドル/月となっています。この記事では、フリープランを契約し、WordPressをインストールするまでの手順を解説します。

Cloud9のアカウントを作成する

Cloud9にアクセスします。

① メールアドレスを入力します。

② Sign Upをクリックします。

中央のフォームにメールアドレスを入れてサインアップ

③ 名前を入力します。公開ユーザープロフィールに表示される名前になります。

④ Next > をクリックします。

表示名を入れる。

⑤ ユーザー名を入力します。ユーザー名は変えることができません。

⑥ Next > をクリックします。

ユーザー名を決めます。変更できません。

⑦ 質問に答えます。
⑧ Next > をクリックします。

簡単な質問に答えて進みます

⑨ 内容を確認して、Next > をクリックします。

入力内容を確認して進みます

⑩ クレジットカード情報を入力して、Next > をクリックします。

アカウントを作成します

⑪ 私はロボットではありませんにチェックを入れます。
⑫ 「Create account」をクリックして、アカウントを作成します。

cloud9-007

アカウントを作成すると、ダッシュボードが表示されます。

ダッシュボード。ワークスペースを作成したり管理したりできます

Cloud9のワークスペースにWordPressを設定

Cloud9でWordPressを使うための設定をしましょう。

① Create a new workspaceをクリックします。

ワークスペースを作成します

② 必要情報を入力して、WordPressを選択します。
③ Create workspaceをクリックします。

WordPressの開発環境を設定します

しばらく待ちます。

ワークスペース作成中

WordPressのパッケージがサーバーに展開され、Cloud9のIDE画面が表示されます。

WrodPress経験者にはおなじみのファイルが確認できる

初期設定をする

「Rud Project」をクリックして、サーバーを起動します。

cloud9-012

「Preview」内の「Preview Running Application」を選択します。

アプリケーションのプレビューを起動します

WordPressのセットアップ画面が表示されます。ここまで来たら、あとは一般的なサーバーの場合と同様に、画面に従って設定すればWordPressのインストールが完了します。

WrodPressの初期設定画面が表示されます

わずか数分でWordPressの構築環境が整いました。これからWordPressの開発を始める方は活用してみてはいかがでしょうか。

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