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え、まだ11acじゃないの? 無線LANルーター特集 第3回

購入検討中なら必見! 実践編:11ac無線LANルーターを設置する

2016年12月16日 19時46分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋

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TP-Link「Archer C7」をPCからセットアップしてみた

本体、ACアダプター、LANケーブル、アンテナ、インストールガイドが入っていた。アンテナの大きさに驚く

APモードの設定は少し悩むが
ボタンひとつで接続できるのは便利

 「Archer C7」のセットアップも、中身の確認からしていこう。こちらはアンテナが外付けとなるため、外された状態で入っているというのが大きな違い。また、スタンドがなく、横置きだけとなっている。

 まずは組み立てから。といってもアンテナを3本、背面の接続部にねじ込むだけだ。根元を持ちながらくるくると右回しに入れていくだけなので、難しいことは何もない。なお、どこにどのアンテナを付けても大丈夫だ。また、アンテナは自由に動かせるので、電波の飛び具合や受信・送信しやすい角度などを自分で設定できるのが通好みだろう。

アンテナをくるくるとねじ込み、最後は根元を持ってしっかりと固定。アンテナの角度は自由に動かせる

 本体設定はこれでおしまいなのだが、先ほどのWSR-2533DHPと違い、Archer C7にはモード切替スイッチがない。そのため、ここではまだLANケーブルは挿さずに電源をだけをオンにし、無線LANの接続設定を行なった後でモード設定を変更するという手順になる。

 ということで、さっそくPCから無線LANで接続してみよう。やり方は簡単で、通知領域の“ネットワーク”アイコンを左クリック。すると接続可能なアクセスポイントが一覧表示されるので、その中から「TP-LINK_xxxx_5G」(11acで接続する場合)を選択しよう。

接続先の「TP-LINK_xxxx_5G」が見えたらクリック。暗号化キー入力画面となる

 暗号化キーの入力画面となるので、ここでキーを入力する代わりにArcher C7のWPSボタンを押そう。これでキーを入力することなく、接続できるはずだ。

WPSボタンはすこし見づらいが、本体背面、右端にある。軽く1回押せばOK。長押しするとリセットされてしまうので注意

無事に接続できた。状態を確認したところ、433.5Mbps。つまり、1×1の11acでつながった

 これで無線LANの接続はできたが、ここからルーターをアクセスポイントへと変更する必要がある。ブラウザーからルーターの設定画面を開く必要があるのだが、IPアドレスがわからなくても「http://tplinkwifi.net/」と入力することで設定画面が開けるのが便利だ。

「http://tplinkwifi.net/」にアクセスすれば、設定画面が表示可能に。ここから設定を変更していこう

 ルーターとして動作しているArcher C7をアクセスポイントにするには、IPアドレスを既存のルーターのネットワークと合わせ、DHCPサーバーを無効化すればOKだ。詳しい設定方法はTP-LinkのサイトFAQに載っているので、そちらを参考にしてほしい。

 最後にケーブルでArcher C7のLANポートと、既存のルーターとを接続しよう。WSR-2533DHPと違い、「Internet」のポートは使えないという点だけは注意しておきたい。

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