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ネットワールド製品をブロードバンドタワーのCloud&SDN研究所が採用

QuantaスイッチとCumulus Linuxでネットワーク運用の自動化実験

2016年11月16日 16時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 11月16日、ネットワールドはブロードバンドタワーのCloud & SDN 研究所が実施したネットワーク運用の自動化に向けた最新の実証実験において、ネットワールドが扱っているネットワークOS「Cumulus Linux」とベアメタルスイッチ「Quanta T3048-LY9」が採用されたことを発表した。

 最新テクノロジーの早期実用化や先進的なサービス創出をミッションとするブロードバンドタワーのCloud & SDN 研究所は、大規模化・複雑化するICTインフラをより効率的に運用すべく、自動化技術の活用を推進。大量の機器群を一括で管理するサーバーと同様の仕組みを、ネットワーク管理でも確立すべく、「スイッチ管理の自動化」をテーマとして、ネットワーク運用の自動化に向けた取り組みに着手している。

 今回の実証実験では、同研究所の仮想化基盤用ToR(Top of Rack)スイッチとして2台のQuantaスイッチを設置。これにCumulus Linuxと、構成管理/自動化ツール、サーバー監視ツールを組み合わせることで、スイッチ管理の自動化が行なえるかどうか検証した。

 Cumulus LinuxはDebianベースのネットワークOSで、サーバー管理者でも違和感なく使用することができる。Pythonなどの言語にもデフォルトで対応しているためプログラムも簡単に動かせる。また、Quantaスイッチは、世界的な大手サービス事業者による大量の導入実績を持っており、「ONIE(Open Network Install Environment)」と呼ばれるブートローダー機能を搭載しており、物理ネットワーク環境に接続するだけで、Cumulus LinuxなどのネットワークOSを自動的にインストールできる。

実験におけるシステム図

 実験では、QuantaスイッチのONIEを利用してQuantaスイッチ上にCumulus Linuxをインストールし、スイッチの初期設定や基本設定を済ませた上で、稼動監視や一括操作まで行なえる環境を構築した。その結果、ラックに設置するだけでスイッチを動かせる“ゼロタッチプロビジョニング”が十分に実現可能になった。また、機器の一括設定確認/変更や各種情報の抽出なども、通常のサーバー管理と同様に行なえたという。

 ネットワールドは、以前からQuanta製品の日本語ヘルプデスクサポートを提供しており、Cumulus Linuxについても国内初の日本語ヘルプデスクサポートを設置している。今回の実証実験においては、必要な情報を日本語で的確に提供したネットワールドの支援が高く評価されたという。

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