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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第63回

付属品満載で実勢約3万円! エレコムの360度カメラを試す

2016年10月27日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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シャッターを押すだけの簡単操作

操作はシャッターボタンを押せばOKなので、手間取ることは少ないだろう

操作はシャッターボタンを押せばOKなので、手間取ることは少ないだろう

VRD01の設定はほとんどなく、撮影向けとしてホワイトバランスがあるくらいだ

VRD01の設定はほとんどなく、撮影向けとしてホワイトバランスがあるくらいだ

 撮影にあたり、マニュアル機能はなく、すべてカメラ任せになる。専用アプリは「VRD01」があり、VRD01からプレビューをチェックしながら撮影が可能だ。

パノラマモード。右上のEはエンハンスの意味のようで、暗所の場合はシャドウを持ち上げてくれる

パノラマモード。右上のEはエンハンスの意味のようで、暗所の場合はシャドウを持ち上げてくれる

サークルモード

サークルモード

VRモード

VRモード

 また、VRモードとサークルモード、パノラマモードに切り換えながらチェックできるため、用途に合わせた撮影もやりやすい。

 ただ、撮影の設定は皆無なので、細かくこだわった絵作りには向かないといった点はあるのだが、VRモードは画質は荒いものの、ほぼリアルタイムで映像が表示される。そのため、スマホ向けVR HMDで遊んでみるのも楽しいだろう。

VRD01のビューワー画面

VRD01のビューワー画面

 さて、VRD01のビューワーにはライブラリからのインポート機能はないのだが、エクスポート機能は用意されており、メールやSNSにシェアすることができる。

 データ自体はよくある360度画像の構造であり、ほかのビューワーで読み込めば、第三者でも楽しめるというわけだ。

 サンプルとして、東京外郭環状道路(千葉県区間)見学時の写真を用意した。荷物の関係で付属品を持ち込めなかったのだが、明るい場所での描写性能はわかるハズだ。

東京外郭環状道路(千葉県区間)・松戸IC付近の専用部函体。直置きしての撮影だが、三脚や自撮り棒があってもいい

東京外郭環状道路(千葉県区間)・松戸IC付近の専用部函体。直置きしての撮影だが、三脚や自撮り棒があってもいい

掘削中の京葉JCT(Aランプ)。本来であればハンドベルトでヘルメットに固定してといった使い方になる

掘削中の京葉JCT(Aランプ)。本来であればハンドベルトでヘルメットに固定してといった使い方になる

セットで考えるとお得

 無難に撮影できる性能を備えているため、ちょっと360度映像・画像をやってみたい人に向いており、付属品が豊富で、追加投資する必要もないため、オススメのパッケージだといえる。

 三脚や自撮り棒の入手はしやすいが、ハンドルマウントやバンドマウントといったものは、意外と値段が高く、追加投資の面が気になっていた人であれば、ACAM-VRD01BKはちょうどいいものだといえるだろう。

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