ASCII @LIVEに向けて参加グループに聞いてみた! ~アップアップガールズ(仮)編~
2016年10月19日 18時00分更新
10月23日(日)に開催される「ASCII @LIVE 2016」。全4グループが集まり、トークありライブありのイベントを展開します。ここでは、参加グループのメンバーに登場してもらい、グループ内のデジタル事情など、ASCIIならではの特別インタビューを実施。もちろん、ライブ当日に向けての意気込みももらったので、ぜひ目を通してみてください!
そして今回登場してもらったのは、11月に日本武道館公演を控える7人組のアイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」。メンバーの仙石みなみさんと古川小夏さん、森咲樹さんに話を聞いてみました。
──メンバーでデジタルに詳しい人っていうと誰ですか?
古川小夏(以下、古川) あ、何か困ったときは新井(愛瞳)ですね。新井がデジタルっていうよりは情報通でなんでも知ってるんですよ。で、知ってることを人に伝えたいタイプなので、それを拝借します(笑)。おすすめのアプリなんかも聞きますね。新井はゲームも好きなので、私が好きそうなのがあったら逐一教えてくれます。
仙石みなみ(以下、仙石) 私はデジタルにほんとに疎くて……だから新井に全部まかせて設定とかもやってもらってます。パスワードとかそういう細かい設定とかもやってもらいました。
古川 真逆の人間なんですよ。みーこはなんの設定もできないんですよ、ほんとに。LINEも、もはやメンバーが設定してます。
仙石 Twitterも新井が全部やってくれてました。森もそういうのできるイメージ。
森咲樹(以下、森) パソコンは大学時代に使ってましたね。私は自分がいいと思ったものしか使いたくない人なので、新井の情報を聞きつつみたいな。カメラのアプリにしても、情報を聞きつつ、使ってみて「うーん」と思ったら自分で探してこっちにするみたいなことはあります(笑)。でも情報源としては新井はスペシャルなので。
古川 あと、佐藤(綾乃)が写真とかライブ映像をつなげてアプガの宣伝映像を作ってくれたりします。スライドショーみたいな感じで。あと、カバーした曲の歌詞カードをパソコンでまとめてくれたりとか、そういうのが得意でマメなんですよ。そのためにパソコン買って(笑)。
森 そう! びっくりだよね。佐藤はギャルっぽいからスマホでパパパってやりそうなのに、マックを使ってるんですよ。
古川 それまではボックス型のデスクトップを家で使ってたらしいんだけど、それでノートにすれば現場でできるからって。
──スタッフですね、完全に(笑)。
古川 そう。できるって言われてるよね。なんかライブの写真がほしいっていうと、カメラマンさんから直接カードをもらって取り込んで、そこから経由でメンバーが写ってるやつをピックアップして送ってくれるんですよ。全員ショットプラス個別っていうのをひとつのアルバムにして送ってくれるんです。
森 すっごいマメですね。自分のためというか人のために動きたい人なんですよ。
──アプガさんはかなりデジタルに強いメンバー揃ってそうですね。では、自分をデジタル機器に例えるならなんでしょう? 家電でもいいです。
古川 私なんだっけ? ドライヤー!?
仙石 熱いし。
古川 熱いし、うるさいし。
森 確かに、ドライヤー(笑)。
古川 ヒーターとかではなくドライヤー(笑)。
仙石 森は冷蔵庫って言われます。
森 言われますね。滑っちゃうんですよ。自分では自信をもって言ってるんですけど、滑っちゃうんです。
古川 なんか間が悪いんですよ。こないだも、1回滑ったギャグをもう1回やらせようと思ったら、違うことやってまた滑ったんですよ。
森 (笑)。
古川 1回滑ったから、同じこともう1回やれば絶対うけるじゃないですか。で、やってっていったら、全然違うことやって、え!? って。
森 全然わからない、お笑いは(笑)。
──なるほど(笑)。では、今ほしいデジタル機器(家電)はありますか?
仙石 ノートパソコンがほしいです。使えない気しかないけど、教えてもらえばできるようになるんですよ。綾乃とかが持ち歩いてるのを見ると、かっこいいじゃないですか! 見た目から入って、できる女感を出したいです(笑)。アプガはフリとか自分で見て覚えるんですけど、それをスマホじゃなくてパソコンの大きい画面で見たりとか、わからないことをパパっと検索したりとか、そういうのやってみたいなって。
──これまでパソコンは使ったことあるんですか?
仙石 家にある、仙石家用のやつを……。でも自分専用のがほしいんです。憧れです。マックがいいです。あのリンゴのマークがかっこいいです。
森 私は乾燥機がほしいです。9月は台湾遠征や陸の孤島ライブとか出かけてたから家を開けることが多くて、だから全然洗濯物が乾かないんですよ。洗濯乾燥機がほしいです。
古川 入れたら乾くまでやってくれるやつ。
森 アプガめっちゃ動き回ってるしいろんなとこ行くので、心の底からほしいんです。
古川 私はブルーレイがほしいんですよ。私たちのライブ映像もブルーレイが出ているので、それを見たいですね。
──アプガさんは最新技術のVRでの映像を先日発表しましたが、撮影はどうでしたか?
仙石 360度だから全部写っちゃうんですよ。小さいひとつの空間……教室とかならちょっと出ればいいんですけど、校庭とかだと大変で。
古川 私、めっちゃ走ったんですよ! 「お待たせ」って(笑)。普通だったら近くにいて、カットの中に入ればいいんですけど、映らないところからはじめなきゃいけないので校舎の裏からスタートして「おーい!」っていう時間が長いっていう。まずはスタッフさんが消えて、そこから私が走る、みたいな感じだから、メンバーみんな待ってるんですよ。
森 その間にセリフとかもあるので、セリフのテンポとかも合わせなくちゃで。
仙石 すごく斬新でした。
古川 あと、カメラの性質上、ここのほうが綺麗に写るみたいなのがあって、いつもの癖で7人均等に並んじゃうじゃないですか? でもそれだとダメで。たぶん見てくださっている方はきれいに見えてると思うんですけど、実は何人か寄っていたりとか調節しています。
森 場所変えるたびに綺麗に映るところを調整してチェックしてもらってバミってもらってました。
古川 それが決まっちゃえばすぐなんですけどね。
森 あと、できあがったものを見たときに、広角だから近寄りすぎると鼻が大きく見えてしまうなって(笑)。だからある程度距離をもって可愛く見える位置とかを考えたほうがいいんだなってめっちゃ思いました。
古川 森さんキスシーン何回も撮ってました。カメラが低いところに森がよっていくものだったんですけど、正面からいかなくちゃいけないのに、顎からいっちゃったり鼻からいっちゃたりで大変だったみたいです。
──最後に、クラウドファンディングでのプロジェクトが達成されましたが、率直な感想と達成した時の感想をお願いします。
仙石 「クラウドファンディングでやるよ」と言われたときは、複雑というか、みなさん参加してくれるかな? っていう不安があったんですけど、いざ700万円の目標が達成できて、さらにそれ以上の1000万円までいってるのは、みなさんの私たちの夢を叶えたいっていう思いが載っているんだなというか、応援してくださる愛の重みを知りました。目標100万円ごとに、それぞれのメンバーの夢が叶うっていう感じで、私が最後だったので、もしかしたら夢が叶わないかもしれないと思っていたので、本当にありがたいなと思って感謝しています。
古川 正直、仕組みとかを理解するまでは、「お客さんの力がないとライブできないんだよ」って言われているようですごくカッコ悪いなって思ってたんですけど、そんなこと言いながらも、これまでもみなさんに支えられながらずっとやってきたので。あとは、例えば海外や地方にいる方で、どうしても日本武道館に行けないけどアプガを応援したいっていう方がクラウドファンディングに関わることで、一緒に行けるんだなって思いました。「応援したい」っていう気持ちをひとつのわかりやすいかたちにできたんだなって。日本武道館に立つ時も、これはみなさんの力で立っているんだって実感できるだろうし、それってすごく幸せなことだなって思いました。
森 私は正直、嫌でした。でもそれは、クラウドファンディングのやり方とか目的とかをちゃんと知っていなかったんですよね。自分でもいろいろ調べてみて、クラウドファンディングはちゃんとしたものなんだよっていうのをブログに書いたりとか、すごい手探りで前向きに前向きにやってきましたね。家族も協力してくれて、お父さんお母さん弟が、ひとり7000円のコースを買ってくれて、それは日本武道館を成功させたいっていうのもそうですけど、7000円コースってメンバーのTシャツなんですよ。「咲樹のTシャツを着て、みんなで応援に行きたい」っていう気持ちだったみたいです。最初、謝っちゃったんですよ「ごめんね」って。そしたら、「謝らなくていいよ。応援してるんだから、何も苦じゃないし、それでアプガがよろこんで日本武道館に立てたら私たちはうれしいよ」って両親が言ってくれて、きっとそれはファンのみなさんも同じだなって思ったら、なんかすごいうれしかったし、だからこそ大成功させて頑張らなきゃって思ったので、ひとつのいいきっかけになりました。やってよかったなって思います。
古川 よかった。それに今回しかやれないリターンも用意させていただいたので、楽しみですね。私たちはいつもみなさんに応援してもらっているんですけど、わかりやすく恩返しできるので、そういう喜びはあります。いつも「何かを返せてるのかな?」って思うことがあって、それをリターンっていうかたちでお届けできるのは面白いかなって思います。そして、たくさんの方がアプガのライブってそんなことやってるんだ、そんなことまでやるライブってどんなものだろうって興味を持つきっかけになってもらったことが、今回のクラウドファンディングのいちばんの成果かなって思います。アプガが日本武道館でやるってことを知ってもらえるのが裏のテーマだったので、達成したときにやってよかったなって心の底から思いました!
※「ASCII @LIVE 2016」に向けて、アップアップガールズ(仮)から意気込みコメントをいただきました!
ニコ生配信は10月23日(日)15:00から
2016年10月23日(日)に開催するASCII @LIVE 2016のニコ生配信が決定しました。
第1次募集、第2次募集とたくさんの方にご応募いただきましたが、惜しくも当選できなかった皆様、そして、遠方にお住まいだったり、外せない用事などでどうしてもイベントに参加できなくて残念に思っていた皆様。イベントの様子は、ぜひニコニコ生放送でご覧ください!!
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