このページの本文へ

IoT/フォグコンピューティングの研究開発、標準化などで協力

OpenFogコンソーシアム、日本のIoT推進コンソーシアムと協調へ

2016年10月05日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 IoT分野での「フォグコンピューティング」推進を目指す業界団体、OpenFogコンソーシアムは10月3日、日本のIoT推進コンソーシアムとの覚書を締結し、フォグコンピューティングの技術/テストベッド開発および標準化活動で協調していくことに合意した。

OpenFogコンソーシアムとIoT推進コンソーシアムが覚書を締結(IoT推進コンソーシアム発表資料より)

 フォグコンピューティングは、IoTシステムにおいて「モノ」と「クラウド」の中間層にコンピューティング機能を分散させ、リアルタイム性や大量のデータ処理を実現するアーキテクチャ/アプローチ。OpenFogコンソーシアムは、このフォグコンピューティングにおけるアーキテクチャの定義、啓蒙、技術標準化を進める業界団体。2015年11月にARM、シスコ、デル、インテル、マイクロソフト、プリンストン大学の6者によって設立され、現在は世界46組織が参加している。今年4月には日本地区委員会(OpenFog Japan Regional Committee)を発足させている。

 一方のIoT推進コンソーシアムは、日本政府が2015年10月に設立した産官学共同のIoT推進団体。IoTにかかる技術開発や実証、新たなビジネスモデルの創出などを推進し、さらにIoTプロジェクト実施に必要になる規制改革等の提言を行うことを目的としており、経済産業省と総務省が支援している。今年9月20日現在の会員数はおよそ2400社/組織。

 今回の覚書締結を通じて、両者はすぐれたIoT/フォグコンピューティング事例の特定や共有、テストベッドおよび研究開発プロジェクトでの協業、アーキテクチャ/その他要素の調和と相互運用性実現、標準化活動における協業を図っていくとしている。

 またOpenFogコンソーシアムでは、新たに日立製作所が同コンソーシアムに参加したことも発表している。日本地区委員会のディレクターとして日立製作所 ICT事業統括本部の安田誠氏を選任した。

 なおIoT推進コンソーシアムは同日、産業市場におけるIoT実装を推進していく米国中心の業界団体、Industrial Internet Consortiumとも同様の覚書を締結している。

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    sponsored

    60年の時を超え「COBOL」がGitHub Copilotでよみがえる 勘定系アプリの“超難関”モダナイに7社が挑戦

  2. 2位

    ビジネス・開発

    富士ソフトがエンジニア1万人超を「AIネイティブ」化 実装力を武器にフィジカルAIなど3本柱に注力

  3. 3位

    ITトピック

    IT技術者の8割超「AI生成コードには人間のレビューが必要」/「偽・誤情報を見破れる」と自信を持つ人はICTリテラシーテストの正答率が低い、ほか

  4. 4位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  5. 5位

    ITトピック

    6.4万人の熱狂をAIが導く FIFA W杯全スタジアム「デジタルツイン」化が変えた観戦体験

  6. 6位

    TECH

    攻撃するAIと防御するAI 日本企業のセキュリティ対策にいま何が必要か?

  7. 7位

    sponsored

    「現場に行くのが当たり前」を変えたアズビルのリモート調整 効果はプライスレス

  8. 8位

    Team Leaders

    SharePointリストへの登録データを、CSVファイル形式に成形/変換して自動保存する方法

  9. 9位

    ビジネス

    開発案件の立ち上げを「60分から1分」に ソースコード管理も一本化したKDLのBacklog活用術

  10. 10位

    ITトピック

    「クロスの定義とは?」 AIに“サッカー言語”を教えることから始まった、FIFAとLenovoの協業

集計期間:
2026年07月19日~2026年07月25日
  • 角川アスキー総合研究所