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"戦車道”なら日本HP!? OMEN by HP 15でWorld of Tanksを極めよ!

2016年09月16日 11時00分更新

文● 加藤勝明 編集○ハイサイ比嘉

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入力しやすく気持ちのいいキーボード

 キーボードは、ごく一部の特殊キーを除きフルピッチのアイソレーションタイプであるため、ゆったりと打鍵できる。キー自体に特別な設計はないようだが、適度なクリック感があり打っていて気持ちいいのはうれしい。

BackSpaceなど特殊キーが小さい以外は、ほぼフルピッチのキーボードを搭載。パッドは手触りやポインターの反応はよい。ボタン部分が少し硬いことが気になる方はいるかも

 ただタッチパッドはデザイン優先のためかややボタン操作がしにくいのが残念。しかし、WoTをはじめPCゲームの操作はキーボード+マウスという組み合わせが一般的(タッチパッドで操作すると、ほぼ必ず対戦相手に負けるはずなので注意)なので、電車の中でちょっと使うという特殊な場合以外ではあまり気にならない部分ではある。

キーボードバックライトは赤色に点灯か完全消灯かというシンプルな設計。キーのサイド部分から光が漏れる設計のため、文字とキーの境界がバッチリ視認できる。点灯時はいかにもゲーミングPCといった面構えだ

2基の内蔵ファンでガッツリと冷やす、徹底した冷却設計に注目

 ゲーミングノートは薄型設計にすると冷却設計が難しくなる。冷却性能に難があるノートPCは、過熱が原因で性能が落ちる心配もあるのだ。しかしその点「OMEN by HP 15」は2基のファンでガッツリと冷やす設計となっており、安心して遊べる。ファンの音はそれなりに聞こえるが、長時間ゲームに没頭していてもパームレストまで“アツアツ”になる心配はない。せいぜい温かくなる程度なので、その冷却性能に驚かされるはずだ。

「OMEN by HP 15」の底面。一般的に、ノートPC底面のゴム脚は四隅に付いているだけのことが多いが、「OMEN by HP 15」では左右に伸びる棒状のゴム脚にすることで確実に空間を確保できるよう配慮。背面から出た熱気が底面吸気口に入るのを防止する役目も兼ねているのだ

「OMEN by HP 15」の内部。中央に2基見えるシロッコファンを使って熱を背面側に強烈に吹き飛ばす設計だ

ちなみに、こちらは一般的な15.6型ノートといえる「HP Pavilion 15」の内部。「OMEN by HP 15」のものと見比べてみるべし

 以下の写真は、「3DMark」のストレステストを「OMEN by HP 15」で30分連続運転させた際の温度分布を、サーモグラフィーカメラ「FLIR ONE」で撮影してみたものだ。右パームレストが若干温かくなる程度で、熱はCPUやGPUのある右側と排気口のある背面に集中していることがわかる。

「3DMark」のストレステストを「OMEN by HP 15」で30分連続運転させた際の温度分布を、サーモグラフィーカメラ「FLIR ONE」で撮影。赤い部分は40度~45度ほど

 キーボード+マウスでPCゲームを操作する際は、ほとんどのユーザーがキーボード左側にある「W」「A」「S」「D」キーやCtrlキー、ファンクションキー以外触る機会は少ないはず。その点を考えても、「OMEN by HP 15」の冷却性能がゲーマーを意識したものであることがわかるはずだ。

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