ASUSは8月10日、Bluetoothスピーカーを内蔵する27型4K液晶ディスプレーの「MX27UQ」と、Adaptive-Syncに対応するゲーマー向け24型フルHD液晶ディスプレー「MG248Q」の2製品を発表した。発売は8月12日。予想実売価格はMX27UQが8万9500円前後。MG248Qが4万3000円前後。
MX27UQは、3W+3WのステレオスピーカーとBluetooth機能を搭載。スマホなどをBluetooth経由で接続すれば、ワイヤレスで音楽再生できる。
オーディオ機能には、Bang&Olufsen ICEpowerと共同開発をした独自の「ASUS SonicMaster」技術を搭載。スピーカーやスピーカー周りの形状だけでなく、内蔵するオーディオ機能と組み合わせた状態で最適化。液晶ディスプレーとは思えないクリアで豊かな音を楽しめるという。再生する音の種類に合わせて音を最適化するASUS AudioWizard機能も内蔵しており、音楽、動画、ゲーム、マニュアルの4つのモードを選べる
ディスプレーは3840×2160ドットの4K UHD解像度を表示できる27型で、sRGBカバー率100%の色域をカバー。元データに忠実な色表示を実現した。広色域対応だけでなく、約10億7374万色の表示ができるので写真などの表示や加工にも最適とのこと。さまざまな映像に合わせて画質を変更できるプリセットモードや、ゲーム用の照準表示機能なども搭載。また、斜め方向から画面を見ても見え方に変化がないAH-IPSパネルを使用。視野角は水平垂直方向共に178度を実現。
そのほかにも、ブルーライトを軽減する機能やLEDのフリッカー(チラツキ)をなくすFlicker-free技術、4K未満の映像も精細に表示するVividPixel技術を搭載。
入出力端子は、HDMI(v2.0)、DisplayPort 1.2、HDMI(v1.4)。サイズは幅614.4×奥行き225.4×高さ429.5mm
MG248Qは、ゲーマー向け液晶ディスプレーだ。書き換えタイミングをビデオカードで制御することで画面描画のカクつきやチラつきをなくすAdaptive-Syncに対応。AMDのビデオカードによってスムーズなゲーム画面を実現できるという。
ディスプレーは、144Hzのリフレッシュレートに対応。また、1msの超高速な応答速度の実現をうたう液晶パネルを使用し、残像感のないハッキリとした映像を楽しめるという。
遊ぶゲームジャンルに合わせて最適な色調やコントラストなどを選択できるGameVisual技術を搭載。用意しているプリセットはゲーム用の「FPS」、「RTS/RPG」、「Racing」の3種類に、映画用の「Cinema」、写真や動画用の「Scenery」、正確な色表示を行ないたい場合の「sRGB」の3種類を加えた計6種類。
NVIDIA 3D Visionにも対応。NVIDIAの3D Vision 2 ワイヤレスメガネキットまたは3D Vision ワイヤレスメガネキットですぐに立体視を楽しめるという。
そのほかには、縦向き表示を行えるピボット機能に対応。MX27UQと同じくブルーライト軽減機能、Flicker-free技術、VividPixel技術を搭載。
基本スペックは、最大解像度が1920×1080ドット。最大表示色は約1677万色。入出力端子はHDMI(v1.4)、DVI-D(Dual Link/NVIDIA 3D Vision 2対応)、 DisplayPort(NVIDIA 3D Vision対応)。サイズは幅561×奥行き211×高さ489mm。