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ポタフェス 2016で気になった新製品

2016年後半のトレンドを探る、5万円前後イヤフォンが面白い!?

2016年07月24日 18時00分更新

文● きゅう

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オンキヨーはヘッドフォンを完全ワイヤレス化

 EARINやArie Oneといった海外製品も出てきている、完全ワイヤレスタイプのBluetoothヘッドフォン。プレーヤーとイヤフォン間のワイヤレス化はもちろん左右のイヤピース間のワイヤレス化も実現している。

 そんな新しい市場にオンキヨーも参入。「W800BT」という製品を展示していた。ケーブルがまったくないイヤフォン本体と、それを収納&充電するためのキャリングケース一緒に持ち運ぶ。

 直径8.6mmのダイナミック型ドライバーを内蔵。再生周波数帯域6Hz~22kHz/インピーダンス16Ωというスペック。Bluetooth 4.1対応で、約3時間の連続再生できるという。右側のボタンでペアリング。マイクも内蔵し、ハンズフリー通話ができる。

完全ワイヤレスのBluetoothヘッドフォンがオンキヨーから

密閉型でユニットは楕円形

充電用途にも対応するキャリングケースに収納できる

キャリングケース側にもバッテリーを内蔵しているが、充電する際にはUSBでパソコンやACアダプターにつなぐ

 オンキヨー初となるハイブリッド型のイヤフォン「E900M」も参考展示。低域は直径6mmのダイナミック型ドライバー。中域/高域にそれぞれバランスト・アーマチュアー型ドライバーを1基ずつ搭載した3Way3ドライバーの高級機種だ。40kHzの再生に対応したハイレゾスペックとのこと。端子はMMCXタイプで、ケーブル着脱可能。黒とゴールドという重厚な感じのデザインだ。

オンキヨー初のハイブリッド型ハイレゾイヤホン「E900M」

Lightning接続は次世代ヘッドフォンのスタンダードになるでしょうね

 次期iPhoneはアナログヘッドフォン端子なしが、ほぼ確定したみたいな言われ方をしていますが、Lightning接続のイヤフォンというのも今後増えてきそうです。そのひとつがこれ。なおJBLも新製品を出していました。

 AUDEZE「SINE」は平面振動板を採用した高級価格帯の製品。バリエーションとして、きしめん上のフラットケーブルの途中にDSPやDAC、デジタルアンプを内蔵するLightningケーブルを同梱したモデルがある。「CIPHER Lightning Cable」。これをiPhoneと直結して再生すると、ちょっと驚く高音質であった。

おむすび型の特徴ある形ですが、オンイヤータイプで装着感はなかなかいいです。

Lightningですね

この小さい部分にDACもアンプも内蔵しています

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