超明るいレンズでやわらかいボケ感を堪能
では外へ出よう。
団地内道路のど真ん中に猫発見。
たまたま付けてた56mmF1.2の超明るいレンズで狙ってみた。前後のボケ方がたまりませんな。何もないところにぽつんと1匹の猫がたたずんでる感が出てる。たたずんでるというよりは、ちょっと警戒モードでいつでも逃げられる体制なんだけど。
よくボケるレンズってそれだけで魔力がある。
一般に明るい単焦点レンズって絞り開放時はちょっと描写があまい。だからよけいふわっと柔らかい描写になる。ちょっと絞るとぐっとシャープになる。それを使い分けると楽しい。
ふわっと撮りたいときは絞り開放で。縦位置でほわっと撮ってみた。冬はもっと毛がふさふさになりそうな猫でありました。
前ページの冒頭写真は16-55mm F2.8のズームレンズで。目にピントを合わせて顔はキリッと身体はほわっと、である。
やっぱいいカメラといいレンズは(高くてちょっとかさばるけど)よいですな。
X-Pro2で注目すべきはモノクロ。富士フイルムは「フィルムシミュレーション」モードを持っているのだけど、それに新しく加わった「ACROS」モードがいいのだ。普通のモノクロより黒がきゅっと引き締まっててカッコよく撮れる。
カラーだと背景が散らかって雑然としすぎてて猫が目立たないシーンでもACROSモードでモノクロにするとそれがカッコよくなる。わざとマイナスの補正をかけて暗めに狙ってみた。
もう1枚、駐車スペースっぽい場所にいた猫をモノクロでどうぞ。
今回は「モノクロで撮った佇む猫」で締めてみた。
富士フイルムであるけれども、秋にはもうひとつの最上位モデル(スタイルの異なる最上位モデルがあるのだ)「X-T2」も発売される。こっちは背面液晶が縦にも横にもチルトするので、猫撮り的には大本命かも。
というわけで、こちらの発売も楽しみであります。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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