ゲームによっては2枚差しの効果なし
ただRadeonやDirectX12にガチガチに最適化されたゲームであっても、必ずしもGTX 1080よりRX 480のCF-X構成が速くなるわけではないのだ。
前回の検証でRX 480がOC版GTX 980を超えた「Hitman」で検証する。画質関係はすべて最大だが、アンチエイリアスのみ“FXAA”に設定した。ゲーム内のベンチマーク機能を利用して計測している。DirectX11と12の違いも合わせてチェックしたい。
Ashes of the Singularityとは対照的に、このHitmanではむしろフレームレートが低下している。Radeonフレンドリーなゲームであっても、2枚差しの効果がないゲームもあるのだ。
もう一つDirectX12対応ゲームとして「Rise of the Tomb Raider」でもテストした。画質はプリセットの“最高”、アンチエイリアスは“FXAA”に設定。内蔵ベンチマークモードの“地熱谷”におけるフレームレートを比較する。
こちらもHitmanと同様、CF-X環境においてフレームレートは向上しないどころか、かえって悪化することが確認できた。
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