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ZTEやレノボ、Vivo、LeEcoなど、ぞくぞく登場

RAM6GBモデルや高級折りたたみスマホも! 中国メーカー各社が新製品を展示

2016年07月05日 11時00分更新

文● 山根康宏 編集●ゆうこば

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華やかな新製品展示の場と化したMWCS2016

 毎年2月にバルセロナで開催されるMWC(Mobile World Congress)のアジア版となる、Mobile World Congress 上海 2016(以下、MWCS2016)が今年も6月29日から開催されました。いまやスマホの世界シェア上位に中国メーカーが複数社入る時代。MWCS2016の会場にも各社の最新端末がズラリと並んでいました。

 今年のMWCS2016の特徴は、各社がこのイベントに合わせて新製品を出してきたこと。連日各メーカーが北京など各都市で新製品発表会を開催していました。MWCS2016の会場では、それらの発表会を特設ステージで再度行なうメーカーもあり、MWCS2016は中国メーカーにとって、夏モデルを公開する重要なイベントになっているようです。

1600万画素のフロントカメラ搭載
Vivoの最強セルフィースマホ「X7」「X7 Pro」

 MWCS2016で最も注目を集めたのがVivo(ビボ)。6月30日に北京で最新製品「X7」、「X7 Plus」を発表し、その翌日の7月1日、MWCS2016の最終日にようやく同社ブースに製品が展示されました。新製品を待ち望んでいた客も多く、午前中は端末の写真を撮るのも困難なほど。午後になってようやく落ち着いて撮影することができました。

 どちらのモデルもSoCにSnapdragon 652を採用。位置づけは、ハイエンドとミドルレンジの中間というモデルです。しかし、メモリーは4GB。しかも、カメラは背面だけではなく正面にも1600万画素を搭載(X7は背面1300万画素、正面1600万画素)。さらには、正面カメラはフラッシュも搭載しています。Vivoによると、この両モデルは「最強のセルフィースマホ」。セルフィーを撮ることを第一に考えた製品なのです。

デザインは似ている? でも、カメラスペックはiPhoneを大きく引き離す

 本体の正面には指紋認証センサーを内蔵したホームボタンを備えます。裏面の左上に位置するカメラやアンテナ部分のラインを含め、かなりiPhoneに似たデザインです。Vivoのブース説明員にそのあたりを聞いたところ「X7、X7 Plusを超えるセルフィースマホは無い」と、デザインの類似性についてはスルー。正面カメラの進化がなかなか進まないiPhoneに対し、自分たちで最強のカメラを搭載した、ということなのでしょうか。

 なお、両者の差は背面カメラ以外にはディスプレーサイズ。X7が5.2型、X7 Plusが5.7型でどちらも解像度はフルHD解像度(1080×1920ドット)。基本スペックは、ストレージ32GB、デュアルSIM対応は共通。サイズはX7が71.8(W)×7.2(D)×147.3(H)ミリ、151グラム。価格は2498元(約3万8500円)で7月7日から中国で発売されます。X7 Plusの詳細は追ってアナウンスされるとのこと。

メモリー6GBにストレージ128GB!
パワーアップした「Le Max 2」

 2015年に超ハイスペックスマホを次々に投入して一躍有名メーカーの仲間入りを果たしたLeEco。同社はこの春2016年モデルとなる「Le 2」、「Le 2 Pro」、「Le Max 2」を発表しましたが、6月29日にはバリエーションモデルとしてメモリー強化品とカラーバリエーションを追加。

 Le Max 2の最新モデルはメモリーが6GB、ストレージも128GBとパワーアップし、さらに本体カラーにゴールド(Force Gold)が追加となりました。価格は2798元(約4万3200円)。Snapdragon 820、5.7型WQHD解像度(1440×2560ドット)ディスプレー。背面2300万画素、正面800万画素カメラなど、ほかのスペックは最初に発売になったメモリー4GBモデルと同等です。

新色をユーザーたちは待っていた

 なお、ゴールドのカラーバリエーションは、既存の全モデルにも追加されます。やはり中国ではこの色の人気が高いとのこと。また、3モデルの「Le 2」シリーズは発売から2ヵ月で、すでに合計400万台を売り上げ、中国国内でシェア7位。6位のサムスンも射程距離内に入っているとのこと。高スペック化とカラーバリエーションを増やしたLeEcoのスマホ、さらに販売数を伸ばしそうです。

ZTEのカメラ特化の別会社Nubiaは
新UI&狭額縁採用スマホを発表

 ZTEの別会社であるNubiaからは6月28日に「Nubia Z11」が発表されました。左右のベゼルをほぼ無くした細いデザインが特徴。このデザインは昨年の「Nubia Z9」から採用されましたが、Z11はディスプレーの厚みを薄くし、重量も軽減させています。

 さらに、Z9もZ11もディスプレーの側面部分を上下にスワイプすると、ブラウザーの画面送りができるなど、タッチUIを追加。SoCはSnapdragon 820、メモリー4GB/ストレージ64GB版が2499元(約3万8500円)、メモリー6GB/ストレージ128GBも追って販売になります。

シックな仕上げは大人向け、多彩なカメラ機能

 Nubiaシリーズは元々カメラを強化したブランドとして生まれました。Z11のカメラも多彩なエフェクトに加え、フォーカスや露出を手動調整できる完全マニュアルモードも備えています。

 また、本体のカラーバリエーションはシックな色合いで、ツヤを消したマットな仕上げは「大人のスマホ」という印象。ZTEのAXONシリーズが同じ大人向けでも、レトロなデザインなら、Z11はモダンなイメージでしょうか。正面のソフトキーのホームボタン回りや、カメラレンズ周りの赤い色はNubiaのアクセントカラーとなっています。

アルカテルから
日本投入の可能性もある「TCL 750」

アルカテルから日本投入の可能性もある「TCL 750」

 家電大手でもあるTCLは美しさにこだわったミドルレンジモデル「TCL 750」を6月28日に北京で発表。実製品はMWCS2016の同社ブースで初めて展示されました。

 SoCにMediaTekのHelio P10を採用。価格は1993元(約3万700円)で、発表と同時に中国国内で販売が始まっているとのこと。TCLのスマホは海外ではアルカテルブランドで販売されています。このTCL 750もアルカテルから国外展開もあるかもしれません。

背面もゴリラガラスで美しい仕上げ

 中国メーカーのスマホはAndroidを改変した独自UIを搭載しています。TCL 750も同社の「美心UI」を搭載しており、アイコンはセンスあるグラフィカルなものを採用。マテリアルデザインと比べると、こちらのほうが実は見やすいかもしれません。

 ディスプレーは側面部分の角を取った「2.5D」と呼ばれるもので、TCL 750は裏面も同じ2.5Dガラスを採用。しかも、両面ゴリラガラスで強度を上げています。メモリーは3GB、ストレージ32GB、ディスプレーは5.2型フルHD解像度(1080×1920ドット)、カメラは背面1600万画素、正面800万画素となっています。

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