ニフティは6月29日、IoTデバイスの管理機能を提供するクラウドサービス「ニフティクラウド IoTデバイスハブ」のトライアルα版を公開した。デバイス側に接続機能を組み込むSDKも提供されている。正式版は今秋提供予定。
ニフティクラウド IoTデバイスハブは、昨年5月から提供を開始した「ニフティクラウドIoTプラットフォーム」の一機能として提供されるもので、IoTデバイスとニフティクラウド上のプラットフォームとをつなぐ機能を提供する。
具体的には、デバイス開発時に組み込むことでクラウド接続を可能にする「デバイスSDK」と、接続された各デバイスのデータ収集や、デバイス/ユーザー管理の機能などを提供する。さらに、ユーザーが別途開発するアプリケーションに対し、IoTデバイスから取得した情報や画像などのデータを提供するAPIおよび「モバイルSDK」を提供する。
こうした仕組みをクラウドサービスとして提供することにより、企業は大きなコストをかけることなく、IoTデバイスを活用したアプリケーションやサービスの開発に取り組むことが可能。
現在はトライアルα版を公開しており、同社サイトより申し込むことで無料で利用できる。正式版の価格は提供開始時に発表予定。