このページの本文へ

暗号化されてしまった場合の「ファイル自動復旧機能」を追加

トレンド、企業向けセキュリティでランサムウェア対策の新機能

2016年06月20日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 トレンドマイクロは6月16日、企業向けセキュリティ製品/サービスにおけるランサムウェア対策機能の強化を発表した。ファイルが暗号化されてしまった場合に、バックアップからファイルを自動復旧する新機能を、6月18日より順次搭載していく。

 対象となるのは、企業向け総合セキュリティソフトの「ウイルスバスター コーポレートエディション」と、クラウド型エンドポイントセキュリティサービスの「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」。なお「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」では、すでにランサムウェア対策機能を提供している。

 これまで同製品/サービスにおけるランサムウェア対策は、他のマルウェアと同様にパターンマッチングと不審な挙動を監視するものだった。今回は新たに、ランサムウェアにファイルを暗号化されてしまった場合にも、バックアップファイルから自動的にファイルを復旧する機能を追加する。

 トレンドマイクロによると、このバックアップファイルはランサムウェアに暗号化されないよう、アクセス制限がかかったフォルダに保存される。また、バックアップファイルを自動的に差し替えるため、ユーザーの手作業による復旧の手間も省くとしている。ただし、すべてのランサムウェアへの対応を保証するものではない。

 なお企業向け各製品/サービスにおいては、5月より順次、ランサムウェアの検出状況を管理画面でレポートする機能も追加されている。

トレンドマイクロの企業向け各製品におけるランサムウェア対策機能強化の概要

管理画面のランサムウェア検出状況表示イメージ(画面はウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス)

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    TECH

    フォーティネットの「SSL-VPN廃止」 IPsec移行と脱VPN、それぞれの注意点を総ざらい

  2. 2位

    ソフトウェア・仮想化

    「SaaSの死」の影響は感じない ― グローバル以上に好調な日本市場、ServiceNow鈴木社長が語る

  3. 3位

    ネットワーク

    ネットワークとセキュリティの統合に強み 通信事業者系ZTNA/SASEサービス3選

  4. 4位

    TECH

    「蟻の一穴」となるリモートアクセスVPNの脆弱性 ZTNA/SASEはなぜ必要か?

  5. 5位

    デジタル

    海外駐在員の負担を軽減し、ワンチームへ kintoneは言語と文化の壁を越える「翻訳の魔法」

  6. 6位

    ビジネス

    医療費5兆円抑制につながる“国産ヘルスケア基盤”構築へ SMBC×富士通×ソフトバンクが業務連携

  7. 7位

    エンタープライズ

    基盤も古いし、コードも酷い! そんなクエストにGitHub Copilotで試行錯誤しまくった「みんな」こそ最高

  8. 8位

    サーバー・ストレージ

    「30%ではなく“30倍”の生産性向上へ」 AIエージェント時代に求められるIT基盤、マイケル・デル氏が語る

  9. 9位

    ビジネス・開発

    いますぐ捨てたいITサービスは? AI推しにそろそろ飽きてません? 情シスさんのホンネを「ゆるっとナイト」で聞いた

  10. 10位

    ITトピック

    AIセキュリティで必要な6つの対策/20代の半数が「検索エンジンを使わない」/生成AIツールはエンジニアの「業務インフラ」へ、ほか

集計期間:
2026年05月19日~2026年05月25日
  • 角川アスキー総合研究所