モニター一体型の省スペースながら強力な処理機能
大幅に小型軽量化を図ったオールインワン型ワークステーション「HP Z Workstation」
2016年05月31日 16時43分更新
日本HPは5月31日、従来モデルから大幅に小型軽量化を図ったオールインワン型ワークステーション「HP Z Workstation」を発表。6月23日より順次発売する。
シンプルな一体型ケースに従来のタワー型マシンのスペックを備えた同社第三世代小型ワークステーション。23.6インチ 4K UHDパネル(3840×2160ドット)を装備する本体に、第6世代インテルCore i3-6100プロセッサー/インテル Xeon E3-1200 v5プロセッサー・ファミリーを選択可能。最大64GB ECCメインメモリーを搭載、グラフィックスにはインテル HDグラフィックス530のほか、NVIDIA Quadro M1000M搭載モデルも用意される。
グラフィック機能として、3Dグラフィックスや動画などを遠隔操作することができる「HP Remote Graphicsソフトウェア」にはレシーバーソフトウェアがOS Xでも使用可能となり、Macからのワークステーション利用が可能となった。本体サイズは幅596.9×210.8×546.1mm、重量約10.5kg。価格は「HP Z1 G3 Workstation」が20万5200円。
Z Workstationとしては、同時に「HP Z840 Workstation」、「HP Z640 Workstation」、「HP Z440 Workstation」も発表された。インテルXeonプロセッサーやNVIDIA Quadro、AMD FireProなどの最新グラフィックスオプションが選択でき、OSにはWindowsやLinuxが利用可能。とくにXeon E5-2600 v4シリーズのプロセッサー搭載モデルでは1台あた最大44物理コアをサポートするなど高いパフォーマンスを利用できる。価格は14万9580円(HP Z440 Workstation)より。6月中旬より順次発売する。
また、Z Workstationなどで利用できるストレージとして「HP Z TurboドライブG2 1TB PCIe SSD」も発表された。1TBのPCIe SSDを搭載したSSDで、従来のSSDの最大4倍の読み込み速度を同等のコストで実現する。価格は16万2000円。