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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」第117回

話題のiPhoneケース「RAKUNI」を東京で使って見て気づいたこと

2016年05月27日 12時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII.jp

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今週は東京にいる筆者ですが、iPhoneのケースを今話題になっているRAKUNIのカードホルダー付きのタイプに切り替えました

 今週は東京での1週間を過ごしました。梅雨の足音が聞こえてくる中、元気に咲く紫陽花が日本の四季の美しさを感じさせてくれます。

 筆者はiPhoneではレザーケースを好んでいます。iPhone 5、iPhone 5s、iPhone 6 Plus、iPhone 6s Plusと、ROBERUのレザー&ラバーのケースを使ってきました。レザーをラバーでつなぐ、というデザインのアイディアが気に入っていたのです。

 しかし、新しいiPhoneケースブランド、RAKUNIのカードホルダー付きトルコレザーケースを購入し、切り替えました。製品名は「RAKUNI Leather Case with Strap for iPhone」で、Amazon.co.jpでも販売されています

 AKUNIは、モバイルバッテリーブランドとして成功した「cheero」を育ててきた東智美さんのブランドで、彼女のアイディアがたくさん詰まったiPhoneレザーケースです。

 カードが1枚入るポケットがiPhoneの背面部分に2ヵ所、そして、背面にあるフリップポケットが1つあり、ここにはカードを数枚入れたり、領収書や新幹線のチケット、名刺などを入れて膨らんだとしても、破綻することなくボタン留めができる仕掛けになっています。

 そして、フリップはありません。カードさえ収まれば、フリップがある必要はないわけで。

東京での生活にはICカードは不可欠です。筆者はクレジットカード一体型のPASMOをケースに入れています

フリップ型だらけのiPhoneケース事情

 東京に今回帰ってきて、iPhoneケースを付け替えて見て気づいたことは、フリップ型・手帳型のiPhoneケースを使っている人が驚くほど多かった、ということです。

 東京での生活では、SuicaやPASMOなどのICカードが必須の環境と言えます。裏を返すと、ICカードとクレジットカード、予備の数枚のお札があれば不便なく生活ができます。そのため、必ず必要なスマートフォンと、これらのカード類を一緒に持ち歩くことは、合理的だと言えますね。

 通常タイプのケースに1枚だけICカードを内蔵できるものもありましたが、せっかくだったらもう1~2枚内蔵して、財布を取り出さずにある程度の行動ができるようにしたくなるのは理解できます。このために手帳型で、カードホルダー数枚分を備えるiPhoneケースに人気が集まっていたそうです。

 あるケースメーカーに話を聞くと、最近では通常のケースと手帳型が五分五分になっているようですが、iPhoneの新モデルが登場してからの数ヵ月は、7割が手帳型ケースで占められていたそうです。

 実際に電車の中であたりを見渡すと、米国では見かけない手帳タイプで溢れていたことに驚かされたのです。

便利なのはわかるけど
フリップ型ケースを使いたくなかった2つの理由

 米国での筆者は、iPhoneとカードケースだけで出かけることがほとんどです。

 そのカードケースには、

・クレジットカード2枚(1枚はコストコ会員証を兼ねる)
・銀行のカード(デビットカード)1枚
・免許証
・保険証
・Cliperカード(鉄道用ICカード)
・数枚の名刺
・Safewayカード(スーパーの会員カード)
・20ドル札(3つ折り、1枚)

が入っています。これとiPhoneだけを持ち歩けば、生活で困ることはありません。さらに言えば、Apple PayをiPhoneに設定しているため、カードケースがなくても、散歩に行ってコーヒーを買うぐらいであれば問題ありません。

 iPhoneとカードケースを1つにまとめられれば便利じゃないか、というアイディアは、常々持ち合わせていました。しかし実行してこなかった理由が2つありました。

 1つ目は、ほとんどすべての手帳型ケースでは、カメラで撮影をする際にフリップ部分が邪魔ということです。普通にiPhoneを利用するにはフリップを折り返して利用しますが、これではカメラが隠れてしまいます。そのため、フリップを開いた状態で撮影しなければなりませんが、これでは片手でサッとは撮れません。

 2つ目の理由は、意外と収納できるカードなどの枚数が少ないという点です。フリップ型のタイプでは、フリップ部分がカードホルダーになっていますが、ここに無理やりカードや名刺などを入れすぎると、フタが閉まらなくなってしまいます。

 そのため、せいぜい厚みのあるプラスティックカードならスリットに1枚ずつが限度でした。もし本気で財布やカードケース、名刺入れなどを持たない場合は、既存のフリップケースの多くでは収納力不足になっていました。

RAKUNIのケースが問題解決、そしてプラスαも

 RAKUNIのケースは、こうした問題を解決してくれました。

 背面にポケットをもたせ、前面を覆わないため、フリップを折り返さなくてもiPhoneの操作ができます。加えて、カメラを撮影するときにも、ケースを操作する必要がありません。

 また、画面を覆わないため、カードや名刺などの枚数を多く収納しても、フタが閉まらなくなることはありません。もちろん限度はありますが、枚数が決まっていれば、フリップ側のポケットに押し込んで使っていくうちに、厚みになじんでくるでしょう。

 加えて、ストラップが付いているため、iPhoneのハンドリングがしやすくなっているほか、フリップを開くとフォトスタンドのように使うことができ、写真やビデオを、テーブルで見る際にも便利でした。

 こうした実用性と天然皮革のクオリティーは、おそらくアメリカ市場でも、支持されるのではないか、と期待しています。

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