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住民ドライバーが運転手に

国内初、NPO法人が丹後町でUber活用した配車サービス

2016年05月26日 17時46分更新

文● 貝塚/ASCII

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 NPO法人の気張る!ふるさと丹後町は5月26日、「公共交通空白地有償運送(通称:ささえ合い交通)」を開始した。

 米Uber TechnologiesのアプリをベースとしたICTシステムを活用したサービス。事前に登録したユーザーが、自家用車を使って利用者を送迎する。乗車する側のユーザーは、Uberアプリを通じてサービスを受ける。京丹後市丹後町内を年中無休で、8時から20時まで運行する。1.5kmまでは480円で、以遠は1kmごとに120円加算。降車できる地域は京丹後市内に限られる。

 サービス開始の背景について、同法人では、「京丹後市丹後町域では、平成20年にタクシー事業者が撤退し、地域交通の課題を解決するため、 当法人では京丹後市の委託を受けて、平成26年から市営デマンドバスを運行しています」「しかし、デマンドバスの利用には事前予約が必須であり、乗車できる曜日や地域が限られているなど、過疎化・高齢化が進み、ドアツードアの交通需要が高まる住民からは、更なる地域交通の充実を望む声が上がっていました」と述べている。

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