デザインと機能面は完璧
3機種に共通する仕様としては、ケーブルはスマートフォン用の3ボタンコントローラー/マイク付き。被覆材は柔軟性の高いエラストマーで、芯線はケブラーで補強されており、Y字部分からプラグにかけては、絡みにくいよう表面はナイロンメッシュ生地で覆われています。
ハウジング後部の意匠も共通で、素材はアルミニウム。ロゴマークが入る位置も同じで統一感を持たせています。一番高いE1001のみ、ノズル部分もアルミニウムですが、ほかの2モデルのノズル部分は樹脂製。
今回俎上に載せるのは、まず一番安いダイナミック型1発の「1M301」。パッケージも含めて、赤と黒を基調にしたスタンダールカラー。付属品はイヤーチップが4サイズ(Mサイズは本体装着)に、クリップ、ポーチ、ケーブル巻取り機能付きのラバーケース。いずれも安っぽさはないばかりか、かなり上品にまとまっています。デザインや機能面に関しては、まったく難がありません。
ダイナミック型1発で5000円前後というと、低音ばっかり出てあとは全然ダメ、レビューするのもつらい、もういい加減にしてよ。という製品ジャンル及び価格帯なのですが、果たして中国製イヤフォンの出来やいかに。
