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Chromecast Audioを使って安上がりにハイレゾ音源を聴いてみる

2016年05月03日 10時00分更新

文● 四本淑三

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お安いDACと組み合わせてみる

 ハイレゾ再生が確認できたところで、S/PDIFで音声信号を出力する光デジタル端子も試してみました。もし手持ちのAVアンプなどに光デジタル入力があるなら、ステレオミニ→RCAピンの変換ケーブルやプラグを介してアナログ接続するより、ロスの少ない伝送が期待できます。

Chromecast Audioのステレオミニ端子は、光デジタルの丸型コネクターと兼用

 さらに、接続される側のDACが対応していれば、Chromecast Audioの内蔵DACを上回るハイレゾ音源も再生できる可能性があります。ただし、光デジタルで伝送できるのは、一般的には96kHz/24bit止まり。192kHz/24bitでの動作を保証しているものは限られます。では、Chromecast Audioはどこまでいけるのか?

 そのへんをGoogle様に問い合わせたところ、やはり「96kHz/24bitまで」という回答を得ました。もちろん高級なDACであれば、Chromecast Audioよりリッチな音で聴ける可能性もありますが、192kHz/24bitの再生を期待すると、裏切られるかもしれない。この点はお含みおきください。

 そこで私は、前から気になっていた激安DACを試してみることにしました。最近の光デジタル対応DACには1000円を切るものがあり、下手をするとステレオミニの変換プラグやケーブルより安い。アナログ入力しかないオーディオアンプやミキサーにChromecast Audioをつなぐには、そうした変換プラグやケーブルが必要になる。ならば、そのつもりで買ってもいいんじゃないかと。

 そこで中国製の「PROZOR Digital to Analog Audio Converter」という製品を買ってみました。

PROZORというブランドの製品で、パッケージには「DAC01」という型番のシールが貼られていました。USB接続のDC電源ケーブルも付属

 入力は光デジタル/コアキシャル両対応。出力はRCAピンのステレオに、ステレオミニのヘッドフォン出力まであるという堂々たる仕様。おまけに約1m程度の光デジタルケーブル(角型-角型)も付いてきて、お値段1999円というから恐ろしい。光デジタルケーブル単体でも1000円近くするというのに。

 封筒で届いたDACにも驚きましたが、中を開けてさらにびっくり。96kHz/24bitのDACのつもりで買ったものの、取扱説明書には192kHzまで対応すると書かれています。それでDACのチップを確認しようとケースを開けてみましたが、それらしきチップのプリントは削られて型番がわからない。どうやらこのあたりに安さの秘密がありそうです。

中国製DACの中身。基板にプリントされている“AY57A”で検索すると、PROZORブランド以外の製品もヒットします

付属の光デジタルケーブルに角型→丸型変換プラグを付けてChromecast Audioと接続しました

 しかしながら再生はまったく問題ありません。音も決して悪くない。Chromecast Audioのアナログ出力はラインレベルなので、イヤフォンが使えるものちょっと便利。光デジタル出力でもアプリ側からの音量操作が効くことも確認しました。

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