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コンパニオンあり、3Dあり、春の新作アニメ満載のAnimeJapan 2016

2016年03月29日 20時14分更新

文● MOVIEW 清水、編集●オオタ/ASCII.jp

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 もはや国内最大級というよりも世界最大級と呼ぶスケールとなった「AnimeJapan 2016」は、今年で3回目の開催。3月25日~27日の3日間(25日はビジネスエリアのみ)、東京ビッグサイトを会場にして盛大に開催された。

 昨年比111%の13万5323人が訪れた今年のAnimeJapanは、ビジネス来場者数3309人(海外含む)、プレス来場468社という規模となり、海外メディアも59社が取材するというグローバルなイベントとなっている。来場者の中にも外国人が見受けられ、中にはコスプレする方もおり、日本のアニメが広く世界に広がっている印象を受けた。

入場口には人気作品のキャラクターを使ったポスターがずらりと並び、来場者を出迎えた

 AnimeJapanでの情報発信は、各社のブースの展示に加え、RED、GREEN、BLUEステージ、オープンステージなどでキャスト・スタッフ登壇で行われるトークイベントも。イベントに合わせて新しい情報を公開する作品も多い。また、ここでしか買えないグッズを含む物販コーナーはどこも長蛇の列となる人気ぶりだ。

会場限定グッズや先行販売などが行なわれた物販ブース。写真は「パワーパフガールズ」のテイストで「ラブライブ!」の世界が楽しめる「ラブライブ!ミュージアム~μ's meet The Powerpuff Girls~」のコラボ商品販売ブース

 それでは春以降に登場する新作アニメの情報を中心に各社のブースを紹介……する前に、今回筆者がもっとも注目していた、ソニーの最先端技術を使って「冴えない彼女の育てかた」のヒロイン加藤恵を再現した「加藤恵Project」を紹介しよう。

「加藤恵Project」ブース。限定20台の加藤恵の等身大フィギュアがお出迎え

 この「加藤恵Project」はソニーの最先端インタラクティブ技術やプロジェクションを利用して、さまざまな“加藤恵”を体験できる実験展示。展示内容は次の4つだ。

加藤恵と過ごす日常の研究 ~あなたの4Kテレビでいっしょに暮らす恵~
スマホアプリ「めざましマネージャー」を4KのAndroid TVで動作させる実験。
加藤恵の動きを再現する研究 ~恵が画面から飛び出す~
特殊なプロジェクション技術を利用し、画面から恵が飛び出す実験。
加藤恵の表情(感情)の研究 ~しゃべる恵を3次元で見る~
表情が変化するレリーフ・プロジェクションマッピング。
加藤恵のいる日常風景の研究 ~窓ごしに見る恵の表情~
水槽プロジェクションで窓越しに出会う恵にときめく実験。

 まず「加藤恵と過ごす日常」だが、4Kテレビに映し出された加藤恵に対して話しかけることで、さまざまなセリフやリアクションをしてくれるというシステム。イラストは原作イラストレーター・深崎暮人さんが描き下ろした超高解像のグラフィックモデリング。4Kという解像度の実力をいかんなく発揮している。

イラストはパーツごとにさまざまな絵を描き下ろし、それを組み合わせて恵の表情を作っている。とても豊かな感情表現が実現していた

 リモコンに話しかけるとその言葉に応じて恵が返事をしてくれる。

恵のセリフは原作者・丸戸史明さんが監修。声は声優・安野希世乃さんがこのために録り下ろすという豪華さ。あらかじめ用意されたセリフだけでなく、時報や天気予報など、そのときによって変わるセリフはボカロ形式で合成されて出力される

 こんなシステムが普通に普及したら、ほんとに3次元の嫁を必要としない人が増えるのではないかな? と、日本の将来が心配になってきた。続いては「加藤恵の動きの再現」だが、特別なプロジェクション技術を使って、横に歩く恵が画面から飛び出してくる仕掛けだ。

シャッタースピードを速くして撮影したのだがブレブレになってしまったのが申し訳ない。横向きに歩く恵と、画面から飛び出してくる恵。キャラクターがただ大きくなるのではなく、実際に一歩前に出てきたように感じられた

 次の「加藤恵の表情」は、実際にそこに恵がいるように感じる立体感のあるプロジェクション映像だ。

写真だとわかりにくいかも知れないが、胸や腕のあたりをみるとその立体感が伝わるだろうか?

 ここに映し出される表情も「加藤恵と過ごす日常」と同様のイラストによって豊かな感情表現となっている。立体感の秘密は、映し出す対象として実際の立体へ投影しているためだ。

これが映像を映し出していた、立体のスクリーン

 平面ではなく立体へ映像を映し出すとき、ピントが合わなくなる場所が出てくるのではないかと思われたが、映し出す対象の各ポイントに対し点で距離を測り個別に投影するため、ピントが合わない場所はできない仕組みになっているとのこと。さすが最先端技術。

 もう一つの「加藤恵のいる日常風景」は、窓越しに恵を見るというもの。水槽プロジェクションを使って恵が再現されている。

通路に設けられた窓から、中にいる恵を見る……のだが、ブース間の通路にぽつんと開けられた窓で、係員がいるわけでもなく見落としてしまった……。声優・安野希世乃さんのサインがあったので撮影していたが……取材者としては大失態。「本当に、なんだかなぁ~だよね」

 こうした技術の数々が日常的に使われる日もそう遠くないと思うと、この先、お気に入りのキャラクターが、普通に家にいるという生活が待っているのかも知れない。

 また、今年は、VRの展示もいくつか見られたので紹介しておこう。

PlayStation VRの試遊ができたPlayStaionブース。「サイバーダンガンロンパVR 学級裁判」、「体感合体 アクエリオン・EVOL」、「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project VR Tech DEMO」、「The Deep(仮)」、「THE PLAYROOM VR」の5タイトルのうち1つを体験でき、長蛇の列となっていた
CVに瀬戸麻紗美さん、伊澤詩織さん、種崎敦美さん、小澤亜季さん、黒沢ともよさんが担当することが発表された東映アニメーションの劇場アニメ「ポッピンQ」。VRコンテンツはシーエスレポーターズと共同開発されたもので、ハンモックに座ったまま、キャラクターの動きをさまざまな角度から見ることができるもの

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