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IoT利活用検討とビジネス共創の場に

「IoTはシナリオが大切」ユニアデックスが共創ラボ開設

2016年03月23日 06時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 ユニアデックスは、「IoT エコシステムラボ」を4月11日に開設する。「IoT分野でビジネス拡大を狙う企業をつなぐハブとなる」ことを目指し、「従来の枠組みを超えたIoT利活用の早期実現を支援する場にする」という。

 同社では、2015年7月からデバイスなどのセンサー技術とICTインテグレーション技術を組み合わせたIoT分野の実証実験を実施している。また、これまで培ったデバイス開発を含むICT基盤技術を駆使して、ネットワーク提供からデータ収集・配信・加工・解析までをワンストップに支援する「IoT ビジネスプラットフォームサービス」も、日本ユニシスと開発している。

 今回のIoT エコシステムラボでは、IoTを利活用した新たな価値創造の実現を目的に、課題解決シナリオを具体化する「利活用検討の場」、オープンイノベーションをもたらす共創パートナーと「ビジネス共創する場」として、さまざまな活動を進めるという。

「ユニアデックスIoTエコシステムラボ」概要図

 利活用検討の場としては、「IoTはシナリオが大切」と考え、3つの観点で具体化をめざす。

(1)「体感」を目的に、アイデア創出に向けたデモや活用シナリオを用意。製造業・ヘルスケア分野・社会インフラ分野を中心に、作業員の安心・安全、画像解析による自動判断、施設の見える化などをテーマに具体的なデモを提供。

(2)「仮説導出」を目的に、顧客の業務を理解しながら活用シナリオを一緒に検討。課題抽出により活用シナリオの仮説を導き出す。

(3)「技術検証」を目的に、デバイス、ネットワーク、データ収集・分析にいたる技術実装をワンストップで提供するための実現性を検証する。

 ビジネスを共創する場としては、「IoT活用によるビジネス実現は1社だけでは困難」と考え、さまざまな強みや知見を持った共創パートナーとともに、バリューチェーンから課題と価値創出の利用シーンを洗い出す。続いて、段階的な試行により利用シーンを具現化することで、ビジネスの早期実現をめざす。

 すでに製造業向けでは機器の遠隔監視や作業員の安全をテーマに、ヘルスケア・医療分野向けでは健康促進や見守りをテーマにサービスの検証・開発を進めている。さらに分析領域では、障害予兆検知の共同検証なども実施しているという。

 ユニアデックスはこのほか、有償にてワークショップによる利活用シナリオ導出やコンセプト立案、それを検証する技術的支援、すぐに使って体感できるIoTスタートキットの提供を予定している。

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