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6000円前後で買える無線LANルーター5機種を徹底比較! ― 第1回

無線LANルーター購入前に知っておくべき9つのキーワード

2016年03月14日 10時00分更新

文● 二瓶 朗

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キーワード6:
ワンボタンで難しい設定をスキップできる「簡単設定」

USB 2.0ポートの下にあるボタンが「WPS」ボタンだ。小さいけど便利 USB 2.0ポートの下にあるボタンが「WPS」ボタンだ。小さいけど便利

 前述した暗号化の話を耳にすると「この辺の設定がめんどうなんだよなあ」と投げやりになってしまう人も少なくないだろう。

 しかし2016年春、ほぼすべての無線LAN機器が「簡単設定」機能に対応しているとみていい。「WPA」「AOSS」「らくらく無線スタート」など、メーカーによっていろいろな方式があり、親機と子機が同じ方式に対応している必要があるが、最近はほとんどの製品がWPS対応となっている。

 親機側でボタン(ハードウェアキー)を押して、応答するように子機側でも画面上のボタンなりハードウェアキーなりを押せば、暗号鍵などを手入力することなく親機と子機の接続が完了するという仕組みだ。

 また、かつては無線LANルーターの初期設定をするのにPCが必須だったりもしたが、スマホのみで設定が完了する機種も少なくなく、こちらも「簡単設定」機能の1つと言えるだろう。これらについても、詳しくは第3回に解説していく。

スマホでの設定で使う「設定シート」。多くのルーターにはこのようなQRコードが添付されており、これをスマホで読み取って設定できる スマホでの設定で使う「設定シート」。多くのルーターにはこのようなQRコードが添付されており、これをスマホで読み取って設定できる

キーワード7:
有線接続も重視するなら「ギガビット対応」製品を選べ!

パッケージなどにある「有線Giga(ギガ)」の表記。有線ルーター部がギガビットイーサに対応していることを示す パッケージなどにある「有線Giga(ギガ)」の表記。有線ルーター部がギガビットイーサに対応していることを示す

 無線LANルーターは、無線LAN機能だけでなく有線ルーター機能も搭載する。そのルーターのデータ転送速度が1Gbpsに対応している製品だと「有線ギガ」「ギガビットイーサ対応」のような表記がされている。

 注意したいのはWANコネクタの対応速度。ギガビット非対応の場合、利用しているインターネットサービスによっては本来の実力を発揮できないことも……。この件を含むギガビットイーサについては本特集の第2回目で触れるので参照していただきたい。

キーワード8:
無線LANルーターに「NAS」機能を搭載する製品もある!

 NAS(Network Attached Storage)というと、ネットワーク対応の外付けHDDを別途用意してLANに接続するというのが普通だが、一部の無線LANルーターはUSBポートを搭載し、そこにUSB接続の外付けHDDを接続してNAS化できる。

 また、USBポートに接続したUSBメモリーをそのままNASとして利用できる無線LANルーターもある。

 複数のデバイスでファイルを共有する機会が多い人、ファイルのバックアップ先としてNASを利用したいというような人は活用したい機能だ。こちらに関しても、第3回で詳しく解説するの参照していただきたい。

キーワード9:
外出先からも家のPCにアクセスできる「リモートアクセス」

NECのAtermシリーズでリモートアクセスに対応する機器に提供されるDDNSサービス「ホームIPロケーション」機能。登録したユーザーに「***.aterm.jp」のドメインが付与される NECのAtermシリーズでリモートアクセスに対応する機器に提供されるDDNSサービス「ホームIPロケーション」機能。登録したユーザーに「***.aterm.jp」のドメインが付与される

 外部から自宅のPCにアクセス可能にするのが「リモートアクセス」機能。一般的な家庭で利用されているインターネット接続サービスの場合、IPアドレスは動的に割り当てられるため、ときに変わってしまうこともある。

 そのため、リモートアクセス機能を搭載した無線LANルーターに対して、メーカー各社は「ダイナミックDNS(DDNS)サービス」を提供している。これでIPアドレスが変わった場合でも同一のURLから自宅のPCなどにアクセスできるというわけだ。

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