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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第75回

iPhoneでFacebookの過去の投稿を検索できる「Search For Posts」を徹底解説

2016年03月02日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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友だちでアプリを使っている人の投稿も検索できる

 「WHO」を開けば、友だちや「いいね!」しているFacebookページも検索することができる。ただし、友だちは「Search For Posts」を使っている場合のみ検索可能だ。

「WHO」をタッチし、「Friends」ではアプリを使っているユーザーが表示される

「Pages」ではいいね!したFacebookページが一覧表示される

「Me」と同じように検索できる

仲のよい友だちや好きな場所が一目瞭然

 検索するユーザーの「i」を開くと、詳細情報を確認できる。頻出単語やコメントをくれるユーザー、場所のランキングと月間/年間投稿数をグラフ表示できるのだ。

 「Top Words」は楽しみだったし、結果を見て笑ったのだが、精度は微妙かもしれない。前出の検索で100以上も見つかったキーワードがランキング入りしていないからだ。濁音・半濁音のバグに関連があるのかもしれない。

 月間・年間の投稿数は参考になった。しかし、ちょっと怖く感じたのが、コメントランキングと場所のランキング。友だちとの関係や出没している店・エリアが一目瞭然だ。確かに面白いデータだったのだが、プライバシー的に心配になった。「Search For Posts」アプリを使っている友だちのデータも閲覧できてしまったからだ。設定画面の「Index Stats」では、自分と友だちを比べた投稿ランキングも確認できる。基本的には公開情報を元に集計しているのだから問題はないはずだが、集計データを人に見られたくない場合はインストールしない方がいいかもしれない。

詳細画面を開いたところ。最初の投稿日や投稿数、投稿した写真の枚数、チェックインした場所の数、もらったコメントの数などが一目でわかる

自分が投稿したワードが表示される

コメントをくれたユーザーのランキング

月間投稿数をチェック

年ごとの投稿数。もうちょっと投稿していると思ったが、意外と少ない

チェックインした場所のランキング。トップ10全部飲み屋だった

友だちの情報も同じように表示できる

 以上が「Search For Posts」の説明書となる。自分の過去の投稿を検索・分析するには最高の神アプリだ。UIもこなれていて、動作もさくさく。有料アプリだが、240円なら文句なくアリ。ただ、友だちに自分の情報を表示させないオプションは用意して欲しいところ。アップデートを期待したい。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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