友だちでアプリを使っている人の投稿も検索できる
「WHO」を開けば、友だちや「いいね!」しているFacebookページも検索することができる。ただし、友だちは「Search For Posts」を使っている場合のみ検索可能だ。
仲のよい友だちや好きな場所が一目瞭然
検索するユーザーの「i」を開くと、詳細情報を確認できる。頻出単語やコメントをくれるユーザー、場所のランキングと月間/年間投稿数をグラフ表示できるのだ。
「Top Words」は楽しみだったし、結果を見て笑ったのだが、精度は微妙かもしれない。前出の検索で100以上も見つかったキーワードがランキング入りしていないからだ。濁音・半濁音のバグに関連があるのかもしれない。
月間・年間の投稿数は参考になった。しかし、ちょっと怖く感じたのが、コメントランキングと場所のランキング。友だちとの関係や出没している店・エリアが一目瞭然だ。確かに面白いデータだったのだが、プライバシー的に心配になった。「Search For Posts」アプリを使っている友だちのデータも閲覧できてしまったからだ。設定画面の「Index Stats」では、自分と友だちを比べた投稿ランキングも確認できる。基本的には公開情報を元に集計しているのだから問題はないはずだが、集計データを人に見られたくない場合はインストールしない方がいいかもしれない。
以上が「Search For Posts」の説明書となる。自分の過去の投稿を検索・分析するには最高の神アプリだ。UIもこなれていて、動作もさくさく。有料アプリだが、240円なら文句なくアリ。ただ、友だちに自分の情報を表示させないオプションは用意して欲しいところ。アップデートを期待したい。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。
この連載の記事
-
第131回
スマホ
スマホで会議を録音するならイチオシの「HT Professional Recorder」を徹底解説 -
第130回
スマホ
大量のコピー&ペーストを手軽に捌けるiPhoneアプリ「Copied」を徹底解説 -
第129回
スマホ
麻雀やろうぜ! 初心者向けセット麻雀御用達2つのiPhoneアプリ -
第128回
スマホ
バーコードで蔵書をリスト化するiPhoneアプリ「ブクログ」を徹底解説 -
第127回
スマホ
満を持してリリースされた「Google ToDo リスト」アプリを徹底解説 -
第126回
スマホ
今更聞けないマインドフルネスをiPhoneアプリで体験する -
第125回
スマホ
料理するならマスト! 人気のレシピ動画アプリ3本の使い方を徹底解説 -
第124回
スマホ
イベントでの混雑もわかるようになった「Yahoo!乗換案内」を徹底解説 -
第123回
スマホ
家にあるモノをデータベース化できるiPhoneアプリ「monoca」で自己管理を徹底しよう -
第122回
スマホ
5つのSNSの同時予約投稿やフォロワー管理ができるiPhoneアプリ「Statusbrew」を徹底解説 -
第121回
スマホ
インスタ映えする飲食店やスポットを検索できるスマホアプリを徹底解説 - この連載の一覧へ