ウォーゲーミングジャパンは2月16日、オンライン海戦ストラテジー「World of Warships」(WoWS)の次期アップデート「0.5.3」で最大7対7の“チームバトル”を実装すると発表した。発表に先駆けて開催された記者説明会にはWoWSプロデューサーの柳沼恒史氏とプロダクトスペシャリストの畑井翔氏が登壇、最新アップデート「0.5.3」は近日中に提供予定としてチームバトルの詳細を語った。
7対7でマッチングされる「チームバトル」はアカウントレベル12で参加可能。1チームは最大10名の参加となり、うち7名がバトルに参加する方式。参加艦艇には一定の制限があり、Tier(艦艇の等級)は6~7を予定。また、チーム内の空母数は1、戦艦は2までが上限、すべて駆逐艦といった組み合わせも可能。
チーム人員が7名揃わない場合は、フリーで参加を希望する“傭兵”を迎えられるのも特徴。チームは最大3つまで作成でき、1チーム目の作成にかかるコストは30万クレジット。2チーム目を作成するにはチームに所属して10戦以上消化することが条件で、2~3チーム目の作成には300ダブロンづつ費用がかかる。チームはオンラインタンクバトル「World of Tanks」の“クラン”とは異なり、最大10名(×3チーム)という小規模ユニットだ。
チームバトルはパイロットシーズンの間はアジアでのピークタイムとなる午後8時~午前1時の開催を予定。経験値やクレジット報酬はランダム戦と同じだが、チームバトルのみ有効なイベント等も予定するとのこと。チームバトルはランク戦と同様、小規模マップの制圧戦で実施される。
チームバトル導入に関して、柳沼氏は「チームバトルはユーザーからの要望が多かった要素」と語り「チーム内で戦略を練って艦隊行動をとって頂ければ」とコメント。Eスポーツのレギュレーションも念頭に置いて、ランダム戦とは異なるユーザーどうしの横のつながりが生まれることを期待している。なお、チームランキングの実装も計画中とのことだ。
©Wargaming.net
ASCII.jpの最新情報を購読しよう