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末岡洋子の海外モバイルビジネス最新情勢 第145回

Apple Payに対応したSquareのカードリーダー、全米のApple Storeで販売

2016年02月10日 15時00分更新

文● 末岡洋子 編集● ASCII.jp

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Apple Payを利用しない理由は
「現状で満足しているから」「よくわからないから」

 Appleは2月に入り、Apple Payが利用出来る小売店を新たに追加し、200万のショップで利用できるようになったことを発表した。

 実現すれば大きな起爆となりそうなのがスターバックスだ。現在はアプリでのみApple Payを利用できるが店舗ではまだ。2015年秋、あるイベントでApple Payの担当者が米国のスターバックスでまもなく対応と述べたことが報道されたが、その後の進捗はない。スターバックスは全米で自社アプリを利用したロイヤリティープログラムを展開している。バーコードを利用してアプリでの決済も可能で、ドリンク12杯で1杯無料になるのがうけている。Apple Payを利用するとこれらロイヤリティーが適用されるかどうかはわからない。なお、同担当者はKentucky Fried Chicken(KFC)などでも利用できるようになるとの計画を語ったという。

 米国外での展開も進めている。2015年に英国、カナダ、オーストラリアに拡大し、年末には中国でUnion Payと提携して2016年に提供することが発表されている。

 では、実際の利用はどうなのか。Apple Payの利用を四半期ごとに追跡しているPymnts.comの調査によると、iPhone 6および6 Plusの所有者にApple Payの利用について聞いたところ、最新(2015年10月)のデータでは16.6%が「利用している」、残る83.4%は「利用していない」と回答している。

 使わなかった人に理由を尋ねたところ、「現在の決済の方法に満足しているから」「Apple Payがどのような仕組みか理解していないから」で7割を占め、2割弱が「セキュリティーが心配」と回答している。利用していない理由も2015年3月からほとんど変わっておらず、日常のことだからこそ変化が難しいといえそうだ。


筆者紹介──末岡洋子


フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている

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