「グループ機能」搭載、SNSに生まれ変わった「Peatix」
チケット屋を脱し、イベントを軸としたSNSへ
イベント管理サービスを提供するPeatix(ピーティックス)は2月9日、イベント参加者や同じ興味・関心を持つ人が集まれる「グループ機能」を正式リリースした。これに伴い、チケット事業からグループ機能を中心としたコミュニティプラットフォームへと事業転換するという。
ピーティックスは、誰でも簡単にイベント管理、チケット販売・集客が行えるWebサービス・モバイルアプリ。イベント主催者は、審査や手数料を負担する事なく、ユーザー登録後すぐにチケット販売が可能。参加者はWebやモバイルアプリを通じて、発券手数料を負担することなくチケットを購入できる。
今回のグループ機能は、興味・関心のあるテーマや、特定のアーティスト、ライブハウスなどの個人・団体を中心に、人が集まれる機能。ユーザーが自由にグループを作成でき、イベントの参加履歴や、ピーティックス及びソーシャルネットワーク上のつながりによるレコメンド機能、サイト・アプリ上の検索機能によって、メンバーが集められる。
グループ上では、新たにイベントが公開された際にお知らせを受ける機能や、主催者からの情報を受信する機能などがあり、今後はメンバープロフィールの充実や、ファンクラブ機能、メンバー同士の交流機能などを実装する予定。
イベント主催者にとっては、イベント後も参加者と継続的にコミュニケーションが取れるのがメリット。イベント参加時にグループについても案内することで、85%のイベント参加者が、同時にグループにも参加しているという。
今後、グループ機能を中心としたコミュニティプラットフォームとして事業を展開する方針だ。