副業が給与所得になる人は特別徴収額の決定通知書に注意!
マイナンバーで副業が会社にバレるって都市伝説?
2016年02月02日 09時00分更新
Q:マイナンバー制度で副業が会社にバレてしまうの?
A:マイナンバーが導入されても、納税の手続きが変わるわけではありません。マイナンバーの導入によって、新たに副業が会社にバレるということはありません。また、民間の事業者がマイナンバーを使って、個人の所得に関して調査することもできません。
しかし、マイナンバー制度の導入以前でも副業で一定以上の収入を得ている場合は、バレる可能性がありました。
住民税の税額などは、特別徴収額の決定通知書により、給与支払者を通じて納税義務者に通知されます。この通知書には、前年の給与収入の合計額が記載されています。そのため、副業が給与所得になる人は、勤務先の会社が支払った給与額と比較して、副業を行っている事実が判明する可能性はあります。

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