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サクっと解決! マイナンバーにまつわる素朴な疑問 第4回

副業が給与所得になる人は特別徴収額の決定通知書に注意!

マイナンバーで副業が会社にバレるって都市伝説?

2016年02月02日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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Q:マイナンバー制度で副業が会社にバレてしまうの?

A:マイナンバーが導入されても、納税の手続きが変わるわけではありません。マイナンバーの導入によって、新たに副業が会社にバレるということはありません。また、民間の事業者がマイナンバーを使って、個人の所得に関して調査することもできません。

 しかし、マイナンバー制度の導入以前でも副業で一定以上の収入を得ている場合は、バレる可能性がありました。

 住民税の税額などは、特別徴収額の決定通知書により、給与支払者を通じて納税義務者に通知されます。この通知書には、前年の給与収入の合計額が記載されています。そのため、副業が給与所得になる人は、勤務先の会社が支払った給与額と比較して、副業を行っている事実が判明する可能性はあります。


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