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辞書に載っているような単語もNG

日本人は世界に比べて危険、安全なパスワードを作る方法は?

2016年01月25日 16時17分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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5人に1人は「脆弱なパスワード」を使用

 シマンテック コーポレーションは1月22日、日本国内には世界レベルで見ても脆弱なパスワードを使っているユーザーが数多いという注意喚起を発表した。

 米セキュリティー会社SplashDataの調査によると、最もリスクの高いパスワードが「123456」が判明したという。シマンテックの調査でも、8桁以上の「安全なパスワード」を利用している比率は日本人では世界平均(38%)を下回り、5人に1人(17%)程度だという。

SplashData調査。世界最悪パスワードの栄冠は「123456」に 

 シマンテックでは、パスワードには「123456」「password」「qwerty」「111111」などよく使われる文字列や数列、「monkey」などの単語をパスワードとして使用しない。名前や誕生日といった容易に推測できるものは利用しないことを推奨している。

日本人のITリテラシーは世界標準から見ても低いのかもしれない 

 また、大文字や小文字、数字の組み合とともに、辞書に載っている単語を使わないことを推奨し、例えば「I love chocolate」というフレーズを使いたい場合、「@1L0v3CH0c0L4t3!」といったパスワードを生成することを勧めている。また、定期的に変更することも重要だという。

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