古くて精密な機械が好き
以前、ハンドルを回して計算する機械式計算器を紹介しましたが(関連記事)、ああいう“いかにも機械”っていうのはいいですよねー。カバーを開けておくと中で歯車やカムがカチャカチャと動くのが見えて、ただいま計算をしております! みたいな感じで。
子どもの頃に家にタイプライターがあって、あれもパチンパチンと文字がスタンプされていく様子や、リボンが少しずつ送られていくところ、右端まで打ったときに左に戻すレバーの動作など、見どころ満載の機械でした。
タイプライターもどんどん進化していって電動のものなども出ていましたが、好きなのはやっぱり昔ながらの指の力で打つタイプ。このところそういう古くて精密な機械ラヴな感じなのでネットでいろいろと検索していたところ、「USB Typewriter kit」という商品を見つけました。
キットと古いタイプライターを購入
もう3、4年前になると思いますが、古いタイプライターを改造したUSBキーボードが発売されたことがありました。価格は699~799ドルで日本への送料が95ドル。だいたい9万5000円から10万3000円というところで、キーボードとしてはかなり高め。簡単に買える価格ではありませんでした。
それに対してこのキットは99ドル+送料28ドル。約1万5000円です。USB Typewriterを販売しているところが売り出したキットで、各種のタイプライターをUSBキーボードに変身させることが可能とのこと。タイプライターを安く手に入れられれば、買ってもいいかなという価格です。
購入ページではタイプライターのメーカー名とモデル名を選択するようになっていました。各モデルに適したキットが用意されているようです。ということは先にタイプライターを買わなくてはなりません。
というわけで早速古いタイプライターをネットでチェック! いくつかある中から、キットがサポートしているROYALというメーカーの巨大なやつと、CORONAというメーカーのちょっと新し目で小さいやつの2台をゲットしました。 どちらも刻印が消えてしまっていてモデル名がよくわからないのですが、ROYALはModel10、CORONAはクリッパーかな?
USB Typewriterの仕組み自体は単純で、キーの下にセンサーパネルという電極パネルをセットし、キーを押すと通電するというもの。スペースキーやシフトキーなど、ほかとは機構が異なるキーについては、磁石でオン/オフするスイッチが入っています。
(次ページでは、「組み立てます!」)

この連載の記事
- 第338回 アレルギー検査を受けてみたら、まさかの猫アレルギーが発覚!
- 第337回 古いApple IDをMacとiPhoneから一掃して、Apple Watchの初期設定がついに完了!
- 第336回 Apple Watchの設定で古いApple IDが表示される問題を解決
- 第335回 Apple WatchでApple IDの入力がうまくいかず、結局初期化することに
- 第334回 簡単なはずのApple Watchのセットアップが、どうにも進まなくなってしまいました
- 第333回 Apple Watchをいまさら買ったら、使う前に地味な失敗をしてしまいました
- 第332回 仕事用のちょっといいイスを買って大正解!
- 第331回 「東京おみやげ」の「東京タワー」を買いました
- 第330回 CHPのバッジをまた購入! 今度はフラットタイプです
- 第329回 激安で買った海兵隊ブーツ、お買い得だったかも
- 第328回 愛用のシューズ「メレルMOAB」にそろそろ限界が見えてきました
- この連載の一覧へ