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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第8回

タイプライターがUSBキーボードになるキットを組み立てた!

2016年01月08日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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組み立てます!

 キットの方もそれぞれ1つずつ購入しました。マニュアルは同梱されていないため、ウェブサイトにあるインストールマニュアルと動画を見ながら組み立てます。

キット内容。磁石と金属プレート、磁石スイッチ、アース線、コントロール基板、足ゴム、センサーパネル。金属プレートと足ゴムは使用しませんでした

 まずは毎度おなじみの掃除から。機械式計算器と違って今回はキーが動けばいいので、中の掃除はパスして外側だけ拭いてあげます。掃除が終わったらいよいよ作業開始ですが、組み込みにあたっていくつか工具が必要になります。ペンチ、ホットボンド(グルーガン)、紙ヤスリ、ドライバー、それとピンセットがあると便利です。

いつものお掃除。細かいところは綿棒で

 早速ROYALのタイプライターへの取り付けを始めます。

ネジとスプリングを外して、クロスバーと呼ばれるパーツを取り外します

クロスバーのプレートを180度反対側に折り曲げます。出っ張り2つをペンチで折ってカット

センサーパネルにクロスバーを入れ、グルーガンで基板に固定します。電極を折り曲げたらもう一度グルーガンでしっかり固定

このあたりはメーカーのウェブサイトにタイプ別の動画がアップされているので、見ながらやりました

クロスバーのあたりに並んでいる櫛状の部品を後ろに45度折り曲げます。これはあとでわかりましたが、センサーパネルが当たってしまうのを避けるためでした。CORONAにはありません

キーをスイッチ代わりにするため、電極に触れる部分の塗料を紙ヤスリなどで削り取ります。スティック状の紙ヤスリを使いました

クロスバーを元に戻し、スプリングを元の場所ではなく先ほど折り曲げた部分に取り付けます。これは引っ張りすぎないようにするためのようです

コントロール基板を背面にホットボンドで取り付け、センサーパネルのケーブルとアース線、磁石スイッチのケーブルを接続します

タイプライターの底面ネジの周囲をヤスリで磨いて塗装を落とし、アース線をネジ止め。動作不良にならないよう、しっかり磨きます

 磁石スイッチは4つ入っていて、シフトキー、スペース、バックスペースの検出に使います。

スイッチはタイプライターのフレーム内側にホットボンドで貼り付け、該当するキーに磁石をくっつけます

磁石スイッチは1個余るので、左奥についているキャリッジリターンレバーに取り付けてみました。タイプライターは1行打ち終わったら紙を固定しているユニットをこのレバーで元の位置に戻しますが、その操作がエンターキーとして動作するようにまります

 マニュアルでは磁石スイッチの動作を基板のLEDで確認するとなっていましたが、やってみたらLEDではなくブザーが鳴りました。スイッチに磁石を近づけてみたら途中で音が高くなりました。オンになると音が変化するようなので、音を聞きつつ磁石の位置を変えたりして調整します。基板が背面にあるのでLEDよりやりやすいかも。

(次ページでは、「キーアサインを決めて完成!」)

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