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週間リスキー 第25回

手軽に使えるけれど、中国ではお馴染みの「落とし穴」も?

1日960円で世界の3Gが使い放題のWi-Fiルーターは本当に使えるのか?:週間リスキー

2016年01月14日 14時00分更新

文● 山根康宏 編集●ゆうこば

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データ通信のチャージはウェブから可能
PayPal決済可能で、すぐに通信可能な状態に

今度は自由の国アメリカに来たけどお金が入っていないよ

 さて、次はアメリカで使ってみました。電源を入れてネットワークを認識すると「お金が無い」と表示されます。ですが、この状態でもアンテナピクトは立っていて3G回線にはつながっています。

課金ページにアクセスしてお金を払う

 スマホなどからブラウザーで「a.skyroam.com」にアクセスすると、自動的に課金ページが開きます。ここで1日か5日を選択します。

Paypal払いが利用できる

 1日か5日を選び「Recharge」をタップすると支払い画面になります。Paypalを使って即座に支払い可能です。

チャージは即座、すぐに使える

 この手の課金は実際に使えるまでに時間がかかると思いきや、数秒ですぐに使えるようになりました。旅先ですぐにルーターの回線を生かせるわけです。

無事アメリカでもルーターが利用可能に

 中国以外の旅行や出張で行くような国はでSNSの利用に制限が大抵ありませんから、これで思いっきり通信できます。ならば、動画でも見ちゃおうと思ってしまいますが、Skyroam Hotspotは24時間以内のデータ量が350MBを超えると速度が2Gレベルに落ちてしまいます。そのあたりは注意して使う必要がありそうです。

速度は1Mbps台。でも、いつでも使える気軽さは快適

 通信速度を測ってみると、アメリカのフィラデルフィアでは下りも上りも1Mbps台でした。とはいえ、スマホでSNSや軽いWebページを見るのならば問題なし。

 滞在中はフルにSkyroam Hotspotを使うのもいいでしょうが、現地到着の初日だけ使い、その日のうちにプリペイドSIMを買って翌日からは4G回線を使う、なんて使いわけもオススメ。海外渡航が年に数回の人でも、ローミング代を考えればSkyroam Hotspotのほうが割安になるケースが多いでしょう。友人同士で1台買って使いまわすのもよさそうです。

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