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データモデルを共通化、シームレスな互換性を実現

最新版「QlikView 12」は「Qlik Sense」と共通のエンジンに

2015年12月14日 16時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 米QlikTechは12月8日(米国時間)、連想型BIツールの新版「QlikView 12」を発表した。デスクトップBIツール「Qlik Sense」に採用されている独自データインデックスエンジンを搭載し、Qlik SenseとQlikViewの間でデータモデルを共通化、シームレスな互換性を実現した。

 新版では、Qlik Senseに採用されている「QIX Associative Data Indexing Engine(QIX)」を搭載されている。パフォーマンスが向上するほか、両製品でデータモデルが共通化され、どのQlik製品でも連想技術が利用可能となる。

 併せて、暗号化処理の向上といったセキュリティ強化、QlikView Serverクラスタにおいてより多くのノードをサポートするクラスタリングの向上、ユーザービリティを高めるモバイルデバイス対応の強化などを図った。ユーザービリティとしては、QlikView Webクライアントで利用可能な探索、コラボレーション、作成といったすべての機能がスマートデバイスから制限なく利用可能となっている。

 新しいRESTful APIコネクタにより、SNS(Twitter、Facebook、LinkedIn)やCMS(Alfresco、Documentum、Adobe)をはじめとするWebサービスへの接続も強化され、別途拡張作業などが不要となっている。

 「QlikView 12 Personal Edition」は専用ページから無料でダウンロード・利用が可能だ。

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