カドカワと「坪田塾」を運営するビビッドは、東大進学希望者のみの全寮制個別指導塾「N塾」を開設すると発表した。
塾長はビリギャル著者の坪田信貴さん
N塾の塾長は、ビリギャルこと「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」の著者であり、坪田塾を運営する坪田信貴さんが就任する。対象は2016年4月に開校を予定しているN高等学校入学者となる。
N塾の校舎は名古屋にある坪田塾の校舎を使用する。寮の方は管理栄養士が考えた朝夕の食事付き。セキュリティー面では、オートロックで寮母が住み込みで管理するという。
受講費+寮費は月額6万円で、N高等学校の学費は別途発生する。特待生制度も予定しているという。定員は30名。応募資格は「東京大学への進学を希望する人」「高校卒業資格を有していない人」「年齢15~85歳」で初年度は男性のみになる。この理由について代表取締役社長の川上量生氏は「男女一緒にしたら絶対問題が起きる」ということと、もう1つ寮を用意する余裕がまだないからとのことだ。
また、N高等学校の提携通学コース「プログラマーズ ハイレベル ハイスクール」も4月から開校する。これは「初心者から、1年で即戦力のプログラマーに」することを掲げているコース。通学期間は1年間で、通学時間は平日昼の週5日。対象はN高等学校の生徒となる。価格は150万円に加えて教材費とPC費が発生する。