実は、iPadを買うのは今回で4回目だが、自宅で今も現役で活躍しているのは初代iPadだけだ。
現在、自宅にある初代iPadは、ラジオ体操アプリ専用のプレイバック機器としてリビングの隅に常設してある。最近は少しサボり気味だが、一時は毎日最低一回は動作していた優秀なアプリでありハードウェアだった。
そんなiPad無精な筆者が、SNS上の「iPad Proを買いました!」という書き込みを見ているうちに、ついつい衝動買いに走ってしまった。
発売日の翌日に、寝床でiPhone 6 PlusのApple Storeアプリを介して見た時は、本体もペンシルもスマートキーボードもほぼ即日出荷で在庫があったのだが、ほんの数日忘れていたら、本体は1週間後、ペンシルもスマートキーボードも1ヵ月以上先でないと入手できないタイトな状況になってしまっていた。
しかし、衝動買いのスタイルに、予約して来るまで1ヵ月以上待つ……などと言う流儀はない。欲しいとなると速攻で何とかしてしまうのが鉄則だ。
結局、本体はApple Storeのウェブ販売で予約し、ペンシルは別のところで入手。スマートキーボードは純正を諦めてロジクールの「Create iPad Proキーボード」を即日入手し、めでたく1週間後には本体が届いて無事3点セットが揃った。
届いてビックリ、思った以上にデカかった!
ところが、届いたiPadを見て驚いた。予想通り、過去に筆者が使ったことのあるどのスマホやタブレットより圧倒的にサイズが大きい。普段使いのモバイルPCである14インチ液晶の「ThinkPad X1 Carbon」とほぼ近い印象だ。やはり実際に手にした時のインパクトはなかなかだ。
自宅にある唯一の初代iPadとも比べてみたが、重さはほぼ同じくらい(iPad Proの方が初代iPadより40gほど重い)のようだが、筆者的には大きなiPad Proの方が薄くて持ちやすかった。そして普段、周囲のiPhoneユーザからは、いつも大きいと言われているiPhone 6 Plusが普通のiPhoneより小さく見えてしまう。
今回購入したiPad Proには側面に「スマートコネクター」と呼ばれる丸い端子が3つ列んでおり、キーボードなどをBluetoothのペアリングのお世話になることなく速攻で接続できるようだ。ペアリングなどというおまじないと、ワイアレス接続の不安感がまったくなく、これは便利だ。
iPad Proが12.9インチの液晶を搭載して今までより一番良くなった点は、電子版の週刊アスキーを読む気になったことかもしれない。版的にはまだほんの少し小さいが、ほぼ等倍だ。あとは実際の雑誌の2倍ほどの重さに耐えられるかというところだけになりそうだ。
今回、筆者が購入したiPad ProはSIMフリー版の最上位機種の128GBモデルだ。過去何度もiPadやMacbook、Apple Watchなどを購入しては他人に譲った経験から、アップル製品は最高位機種を買っておくことが、後々、機能的にも金銭的にも、投資対後始末・価格比がもっともいいと理解しているからだ。
(次ページに続く、「通信用SIMとキーボード、ケースを用意! 」
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