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筋力が落ちたお年寄りの歩行補助だけでなく、さまざまな身体機能を無動力パワーアシスト

無動力で身体機能を増強する「アンプラグド・パワードスーツ」を開発

2015年12月02日 18時57分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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無電力供給型身体機能増強スーツ「Unplugged Powered Suit」

 広島大学は11月30日、無動力で身体機能を増強する「アンプラグド・パワードスーツ」を開発したと発表した。

 これは広島大学大学院工学研究院の研究チームとダイヤ工業による共同開発。機械的な部品や伝動装置を使用せず、低圧で動作する空気圧式の人工筋肉をアクチュエーターとして利用する。空気圧の元となるポンプは足の裏に配置した小型ポンプを用い、歩行の際の圧力で脚を振り出す動きをサポートすることができるという。

赤色の「人工筋」、緑色の「ポンプ」について説明する広島大学大学院工学研究院 栗田准教授(左)装置を着用し、歩行する様子

 歩行・走行速度を向上させる「歩行速度増強タイプ」のほか、大胸筋部分に人工筋肉を配置して投球動作をサポートする「投球速度増強タイプ」などの応用が可能としている。

歩行や走行だけでなく投球動作などもサポート、身体機能の向上を図る 

 なお、ダイヤ工業はサポーター・コルセットなどの医療用品を進化させ、各種動作をサポートして疲労を軽減する作業アシストウェアや、空気圧を用いて握力の減った人でも物をつかめるアシストグローブなどを商品化している。研究チームでは、ポンプの効率アップや人工筋肉の改良、さまざまな運動への適用など改善を進めるとしている。

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