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15.6インチ液晶搭載でも14インチサイズの筐体を実現

XPS 13をよりパワフルに! 大人気モバイルの兄弟機「New XPS 15」

2015年11月25日 11時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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New XPS 13よりパワフルな性能を求める人にうってつけの15型ノートPC「New XPS 15」が登場!

 10月20日から販売開始された、デルの15.6型ノートPC「New XPS 15」。同社が販売するモバイルPCの人気機種「New XPS 13」の兄弟機で、NVIDIA製GPUを採用するなど、よりパワフルな性能を求めるユーザーには待望の製品だ。

 今回は上位モデルの「New XPS 15 プラチナ・4Kディスプレイ・タッチパネル」が編集部に届いたので、デザインやインターフェースをチェックする。

New XPS 15 プラチナ・4Kディスプレイ・タッチパネルの主なスペック
CPUCore i7-6700HQ((2.6GHz、最大3.5GHz)
OSWindows 10 Home
メモリー16GB(DDR4、2133MHz)
ディスプレイ15.6インチ Ultra HD(3840×2160ドット、282.4dpi)、タッチ対応
グラフィックスインテル HD グラフィックス 530
ストレージ512GB SSD(PCIe接続)
光学ドライブなし
インターフェースUSB 3.0×2、HDMI出力端子、SDカードリーダー、Thunderbolt 3/USB 3.1 Type-C×1
カラーシルバー
本体寸法およそ幅357×奥行き235×高さ11-17mm
重量およそ2kg
販売価格24万9980円(税抜き、送料込)

14インチサイズの筐体で15.6インチ液晶の搭載を実現

ベゼル幅5.7mmの超狭額設計など、コンセプトは「New XPS 13」と同一

 New XPS 15は、兄弟機であるNew XPS 13と同じく、ディスプレーのベゼル部分を限りなく狭めた超狭額縁設を採用。ベゼル幅を5.7ミリまで狭めることで、一般的な14インチノートPC並みの筐体(およそ幅357×奥行き235×高さ11-17mm)に、15.6インチの液晶ディスプレーを搭載している。11インチノート並みの筐体(およそ幅304×奥行き200×高さ9-15mm)に13.3インチ液晶ディスプレーを搭載したNew XPS 13とコンセプトは同一だが、そもそものサイズが大型化したことで、独立GPUの搭載が可能になるなど、より高い基本スペックを実現したのが特徴だ。

デザインはほぼNew XPS 13を踏襲

 筐体はデザイン面で高い評価を得たNew XPS 13の外観を踏襲しており、一見しただけではほぼ同じ製品に見えるほどよく似ている。USB Type-CコネクターのThunderbolt 3/USB 3.1兼用ポートを採用するなど、インターフェース面もほとんど共通だが、レイアウトは微妙に異なるほか、New XPS 15にのみHDMI出力端子が搭載されている。

インターフェースもほぼ同一だが、レイアウトは微妙に異なる。HDMI出力端子が追加されているのは嬉しい

 ディスプレー解像度は、非タッチモデルがフルHD(1920×1080ドット)、タッチモデルがUltra HD(3840×2160ドット)。タッチモデルはXPSシリーズとして初めて4K液晶に対応しており、本格的な画像・動画編集などに使う場合、New XPS 13よりも大きな画面、かつ広い作業領域で作業できるのは大きなメリットになるだろう。

キーボードはテンキーなしのアイソレーションタイプ。New XPS 13と同じくエンターキーの幅が狭いのはちょっと気になる

 重量は、タッチディスプレー搭載モデルで約2kg、非タッチモデルで約1.78kgとなる。モバイルノートPCとして持ち運ぶのも無理ではないが、どちらも毎日持ち歩くにはやや重い。携行性を重視するならNew XPS 13が、据え置きで使ったり、モバイルでもよりパワフルな性能を求めるならNew XPS 15が、それぞれオススメできる。

 なお、ベンチマーク結果は後日紹介する。

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