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PCI DSS準拠運用ノウハウを反映

「Deep Secutity」駆使し情報保護、エクシードが新サービス

2015年11月19日 14時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 エクシードは11月19日、トレンドマイクロの総合サーバーセキュリティ製品「Deep Security」を活用したセキュリティ運用設計・監視サービスを開始した。販売対象は、機密情報や個人情報を取り扱う企業やサービス事業者。

 エクシードは、クレジットカード情報を取り扱う事業者向けに、PCI DSSに準拠したセキュリティ運用サービスを提供している。ところが高度化するサイバー攻撃を背景に、一般企業からも高品質な運用代行サービスの要望が多く寄せられたことから、PCI DSS準拠運用サービスから一般企業に適合するメニューを切り出し、多くのセキュリティ対策機能を実装する「Deep Security」を活用した新サービスを開始することにした。

 新サービスでは、顧客のシステム環境とセキュリティ要件を踏まえ、PCI DSS準拠運用サービスのノウハウを反映することで、「Deep Security」を活用した高品質はセキュリティ運用仕様を設計・導入するとともに、24時間365日リモートでサーバーのセキュリティシステムを運用・監視する。

 顧客は本来の業務に集中しながら、常に最新の防御・検知機能を活用し、未知の脆弱性を突く攻撃や攻撃手法の変化に対応できるという。さらに同サービスはハイブリッドクラウド環境にも対応するなど、さまざまなシステム環境に適応可能という。

 税抜価格は、要件や環境に適したDeep Security導入・運用仕様書を作成する「設計」が3万円/サーバーから。Deep Securityの「導入」が1万円/サーバーから。アラート監視・アラート別対応・設定変更・ログ分析報告・対策強化等の「運用」が月額6万5500円/サーバーから。Deep Securityのライセンス費用は別途必要。そのほか、Deep Securityのバージョンアップや、緊急を要する対応へのアドバイスなども都度見積もりとなる。

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